
頑張ってないよ。
そんなこと言ったら
エンジニアに怒られてしまいますね。
だって市販車状態の300PSで、
10万kmはきっとまったく問題なし。
500馬力だ600馬力だなんて
メーカー側からすれば知らないよwww
んで、何が頑張ってないか?
材質はね、ちゃんと純正で鍛造なんだよ。
グループA(600馬力)でも純正を改良・加工して使ってた。
どんな改良・加工をしていたかというと・・・
まず大端部近くの軸部側面にあるオイルスプラッシュの廃止。
これはオイル孔すら開けてない。
このオイルスプラッシュは何をしているかと言うと、
クランクのオイル孔からコンロッドジャーナルへ供給されるオイルを
シリンダー内壁へシュワ~っと放出してるんだな。
どんな時にこれが効果的かと言うと、
アイドリングや低速時のピストンとシリンダーの潤滑をしてるわけだ。
町乗りをするクルマでは、当然使う領域だから、
このオイルスプラッシュ部分は、あたしはボスを含めて残してる。
一応ね、『せっかくあるんだから』って程度かな?(笑)
でもグループAではそんな領域は使わないからいらねーってことで、
むしろオイル孔への応力集中を嫌って廃止してるわけだね。
次に大端部の偏心量拡大加工をしてる。
これは縦方向のオイルクリアランスを横方向より大きくすることで、
大きな爆発荷重がかかった時にも、オイルクリアランスを確保するためね。
そして後は、コンロッドボルト・ナットの材質変更とメタル変更だ。
コンロッドボルト・ナットは、より強度のある材質を使って
締め付け軸力をアップし、高回転時の“口開き”対策をしてる。
あとはメタルにちょこちょこ工夫を施してるんだけど
それはまぁいいや。(笑)
コンロッドにとって、この口開き対策ってのが重要なんだよね。
そういう意味で、RB26のコンロッドってそのあたりの工夫が無い。
生産仕様において工夫は要らないと言われればそれまでだが、
レースで勝つために作られたGT-R専用エンジンじゃない?
『へぇー、やっぱコンロッドもこうなってるんだ~』
みたいな感心をしたかったところだよね~。
だってRB20とコンロッド同じ感じだもんね。
長くなったから、続きはまたな!www
Posted at 2011/04/21 13:30:45 | |
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