
セカンドランドに・・・
サードランドまで・・・・
砕けてしまったピストン。
これは強度不足だね。
ピストンリングが鉄製なのに対し、ピストンはアルミだから、
ピストンリングがボコボコ当たれば、
リング溝のアルミは攻撃されてボロボロ崩れてきてしまう。
そうならないように、
ピストンはAC8Aって材料にもうふたつばかりある材料を加えて鋳造してる。
どんな効果があるかって?
それはお客様ご自身で効果を試してください・・・
なんて言ったら怒られるべwww
説明になってないもんなぁ。
こういうブログでそう書くならかまわないとも思うが、
売ろうとしてるもんをそうやって売るのは卑怯だわ。
まぁ、いいや・・・
でもこんな書き方は気持ち悪いので、もう少し適当に書くと(笑)、
AC8Cにナトリウムとリン青銅を加えて鋳造すると、
AC8Cに含まれてるシリコンが初晶するときに針状化するんだよ。
針状化すると、ちょうどFRP製品の中のガラスファイバーのような役目をして
アルミ素材そのままが、ピストンリングに当たるのを防げるんだ。
・・・・くらいは説明しなきゃいけない気がするね。
もちろん、このくらい具体的な名称を入れて説明しちゃうと、
間違ってたりすれば、指摘することも出来るし、
『おい、コイツはインチキだぜ!!』って言われるリスクもある。
だから、ブログもあまり詳しく書くのは、実はこわいんだよ。(笑)
また、ピストンリングの溝への攻撃性を減らすのは、
リングの合い口クリアランスの調整でも可能なんだ。
合い口のクリアランスには基準があるでしょ?
トップリングは何mm~何mm、
セカンドリングは何mm~何mm、
といった感じでさ。
あれはその基準に入ってればOKってことなんだけど、
それだけでもないんだな。
たとえばトップが基準いっぱいに広い合い口で、
セカンドが基準ギリギリに狭い合い口クリアランスだったら、
その設定はイマイチだなwww
基準のどのへんにクリアランスがあるのか?
それをトップもセカンドも合わせた方が良いんだよ。
それをすることで、各ランドの圧力は適正になるようになってる。
それはリングのバタつき防止に一役買ってくれるんだ。
と言いつつ、まぁ一般論だwww
そこから先は、ご自身でお試しください・・・・・・・
ってそれじゃ、あたしもインチキ野郎と一緒だぬ!(爆)
やっぱり鍛造入れときたいね。
Posted at 2011/04/06 14:05:14 | |
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