「とんでるセラ」…初のトヨタ・セラのミニカー

これまでにモデル化に恵まれなかった車種を矢継ぎ早にリリース、しかもそのミニカーは定評あるフランスのノレブ社製で、小雑誌をドッキングさせ、しかも低価格である事でミニカーコレクターからも好評価を得ている「国産名車コレクション」のＶｏｌ．１９としてトヨタ・セラが追加されました。

セラとは１９８７年の東京モーターショーで「ＡＸＶ－Ⅱ」として発表されたのが原型で、１９９０年に発売された実車は、スターレットベースのシャシーに新開発ハイメカツインカムエンジン搭載、そして何といってもランボルギーニ・カウンタックなどのエキゾチックカーにしか採用されていなかったガルウィングドアを装備していたのが特徴のクルマでした。

また、グラッシーなキャビンはひっくり返っても、ちゃんと脱出出来る様に少し大きめの開閉可能なサイドウィンドーを装備していました。

ちなみに「セラ」のネーミングは歌劇「ケ・セラ・セラ」からの命名です。

このミニカーは流石にＮＯＲＥＶ製だけあって、ミニチャンプスに劣らない出来だと思います。しかし、ミニカーで見ると意外に小さく感じます。

当時のＣＭ

これはデビュー時のもの。キャッチコピーは「とんでるセラ」。ＢＧＭはＴ－スクエアの「ＧＯ　ＦＯＲ　ＩＴ」。それからトヨダＡＡ型まで出てきますね。


その翌年のＣＭ。ＢＧＭはコンプレックスの「ＢＥ　ＭＹ　ＢＡＢＹ」。ちなみにコンプレックスとは吉川晃司と布袋寅泰のユニットです。


…実はNOREVと思っていながら、（このブログを書き込んだ後）ふと箱の裏を見ると、「IXO」の文字が…。
このシリーズって、いつの間にノレブからイクソモデルに変わったんだろう？