この20系&30系ウィンダムのカタログを見て下さい。この2つのカタログには共通のあるものが写っています。
それは…世界貿易センタービル(ワールドトレードセンター)です。
…しかしあれから9年になるんですね。
あの当時は夜10時頃だったでしょうか、「ニュースステーション」を見ていたら、一機のボ-イング767がニューヨークのワールドトレードセンターに突っ込んだ映像を放映していました。
それから暫く経って、もう一機がツインタワーの2つめに突っ込みました。
しばらくは煙を上げて燃えていただけですが、そのうち2本とも砂埃を上げながら崩壊してしまいました。
この映像を見ていた私は放送終了後も恐ろしくてなかなか寝付けませんでした。
このワールドトレードセンターは、1964年、日系二世のミノル・ヤマサキ氏によって設計されたもので、建設期間は1966年~1973年にかけて行なわれました。
110階、528mというビルはこうして世の中に生を受けたのです。
また、皮肉な事に、当時のボーイング707が正面から衝突し、衝突面の3分の2の柱は破損しても持ちこたえるという丈夫な設計とされていたそうです(しかし現在の大型である767にはかなわなかった…)。
しかし1993年には反米テロリストによって地下駐車場に仕掛けられた爆発物が爆発、6人が死亡する事件となりました。
そして2001年9月11日午前、イスラム系国際テロ組織アルカイダによって起こされたこの事件により、2749人が死亡するという大惨事になりました。
それからブッシュ元大統領による反撃が行なわれたのですが…
今は2006年に立てられた、新7ワールドトレードセンターが「グラウンド・ゼロ」とか「ワールドトレードセンターサイト(跡地)」と呼ばれた場所に建っています(52階、226m)。
この事件から数ヶ月後、ズームイン朝で事件以前にたまたま取材していた(事件で犠牲になった)消防士たちの映像があり、再びその消防士の元勤務先の消防署を取材していましたが、見ていて涙が出ました。消防士たちも我が身を差し置いてあの燃え盛るビルの中に飛び込んでいったものと想像すると、いくら職務とはいえ、実に勇気ある行動でした。彼らの勇気を忘れない訳にはいかないでしょう。
事件から9年、段々と風化しつつあるこの事件の記憶を消し去る事は出来ないでしょう。でも、「平和」という事の意味を考えると戦争と同様、決して忘れてはいけないものだと感じますね。
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Posted at
2010/09/11 12:56:34