
なんだかんだ言って昔の人はセダンにこだわる。
ターボもスーパーチャージャーも関係なく、排気量が大きいほうが偉いという価値観も残る。
というわけで、1.8Lセダンを比べた。
日産 シルフィ
X(CVT_1.8)
5点
トヨタ プレミオ
1.8X“Lパッケージ”(CVT_1.8)
7点
三菱 ギャランフォルティス
エクシード(CVT_1.8)
8点
こういったノッチバックセダン、「おじいさんのモノ」と決めつめてはいけません。むしろ高齢化するに従って、この大きさのクルマはデカくて扱いづらくなるのだから… いくら5ナンバーであってもね…
とりあえずライバル車同士で比較してみました。
まずはシルフィですが、1.8+CVT+FFというパワ-トレーンしかなく、それに3グレード構成となってるだけなので、これからの展開に期待って事で5点としました。雪国では4駆は必須なんですけどね…
出来ればジュークの直噴ターボ+4駆(もしくはFF)があれば「ブルーバードSSS」として若者でも欲しくなると思うんですが、現時点では「画竜点睛を欠く」って感じです。
プレミオは、確かにバルブマチック付きの1.8エンジンはスムーズな加速を見せ、「これがあればマークXはいらないのでは…」と思う程の出来だと思います。
でも、「トヨタの80点主義」を代表する、無難で特徴の無い味付けには飽きが来ますね。
最後にギャランフォルティスですが、これは流石にランエボのベースとなるモデルだけあって、素性が良いです。
ただ、グレード縮小ばかりが目立って、初期モデルと比べて燃費が向上しているのにも関わらず、三菱の積極性が感じられないクルマです。20数年前のギャランの勢いは全くありません(…というか、このクルマは海外では「ランサー」なんですけどね…)。
さて、この3車、20年前だったらそれぞれ「ブルーバード」、「コロナ」、「ギャラン」だったんですけども、いつの間にかここまで勢いの無いモノになっちゃったんですね。いくらセダン市場がシュリンクしているとはいえ、なんか寂しいなあ~(涙)
(この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています)
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Posted at
2012/12/16 19:35:11