
みん友の長門至上主義さんのブログでこういった話題が取り上げられていました。
俺が「みんカラ」における『咲-Saki-』の需要の無さを嘆き、その原因を究明し打開策を模索してみた【みんカラ全ヲタユーザー対象】
さて皆さんは「咲-Saki-」という作品をご存知でしょうか?アニメファンならばご存知でしょうが、そうでない人からすると…
ところでこのブログには20名以上の方から意見が寄せられました。僭越ながら私もコメントをアップさせて頂いたのですが、その内容は…
「需要の無さ」ですか~?
私の場合、この作品には馴染みがありません。その原因(理由)として…
①麻雀の事を知らない
②こちらの地方では放送されなかった
③「DVDやネット動画などで見てみようかな…」とか思っているうちに、機会を逃してしまった
④アニメ界の流れが速すぎて、「One Of Them」の存在でしかなくなってしまった
かなと思います。一般的に「需要が無くなった」と感じられるのは④の原因が一番大きいかもしれませんね。
この作品、悪い事に「けいおん!」のブームと重なってしまいました。取り上げたテーマも軽音楽の方が馴染みやすいだろうし…
そして「けいおん!」ブームが去ったかと思える頃には「中二病」とか色々な作品が出てきましたから、アニメファンの話題もそっちへ移っちゃいますよね。
ですので、怒涛の如くの新作アニメの流れをどうにかしないと、「咲」に限らずその流れに流されるだけじゃないかなって思います。
…と書かせて頂きました。
①はまず麻雀のルールを知らないし、興味も無かったからというものです。
②はどこの地方に行っても、アニメファンならば直面する悩みでしょう。今はネットなどでも見られる様になったものの、やはり有料ではない、普通のTVで見たいですよね?
「プリキュア」や「ちびまる子ちゃん」などといったメジャーどころは全国ネットなんですが、夜中に放送される事の多いアニメの場合、どうしてもTV東京系やチバテレビ系などの放送に偏っちゃいます。実際、私の地方で見られた「氷菓」がそうでしたね。…で、これがまずその大きな原因のひとつじゃないかって思うんですよね~
③も自営業だとか学生だとか(中には忙しい人もいますが)である程度時間が取れる人はいいんですけども、サラリーマンだとなかなかそうはいかないですよね。休みの日に見ればいいのかもしれませんが…
中でも深刻だと思われるのは④です。その裏づけとしてここ1年程の間に話題になったアニメの流れを考えてみました(注:人によってその捉え方はそれぞれだと思うので、これは流れのひとつという事でお願いします)。
去年の終わり頃には、「魔法少女まどか☆マギカ」が流行ったかと思うんですが…
それが「這いよれ!ニャル子さん」、
→「氷菓」
→「中二病でも恋がしたい」
そして来年早々には、「たまこまーけっと」
…とコロコロと猫の目の如く話題の作品が変わっていては、ゆっくり見ているヒマなんかありません。
また、
現代は「娯楽が消費者の時間を奪い合っている時代」だとも言えるでしょう。ですから、アニメDVDやBDを日常的に買う人たちですら、買ったまんまで一度も見ていないどころか、ビニールですら破いていないという事も多いでしょう。
それから、
怒涛の如く発表される大量の新作を見るのに精一杯で、DVDやBDでもう一度見返している時間すら無いのです。
それは消費者だけでなく、アニメの制作者にも深刻にのしかかってきていると言えます。何故かというと、
こんな悪循環を繰り返し、DVDやBDが売れなくなれば、新作の制作費にも関わってくるからです。
いずれにせよ、今では
アニメを見る側も、作る側も、現在の視聴、及び放送形態に限界が来ているとも言えそうです。
今回は「咲-Saki-」という一作品を主として取り上げましたが、現在のアニメのリリースされるスタイルをもう一度見直さないと、アニメが単なる「消費材」でしかなくなるのではないかと私は危惧します。その「消費材」によってメシを食べている人も多いのですから、尚更深刻です。
(この記事は、
【御一読願います】俺が「みんカラ」における『咲-Saki-』の需要の無さを嘆き、その原因を究明し打開策を模索してみた【みんカラ全ヲタユーザー対象】について書いています。)
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Posted at
2012/12/24 13:11:37