「シトロエンC6」といっても馴染みの無い人が多いでしょうが…
DS(1955~1975)
CX(1974~1989)
XM(1989~2000)
C6(2005~2012)
…という、名車DSの流れを受け継いだシトロエンのフラッグシップです。
某サイトを見ていたら…
フランスの高級車に逆風。登場時には大きな話題となりながら、最近は販売不調が伝えられていた「シトロエンC6」の生産が終了した。後継モデルはあるのか、それとも……。
シトロエンの最高級車「C6」が2012年12月18日、フランス西部レンヌにあるPSAプジョー・シトロエン工場で生産を終了した。
C6は2005年パリモーターショーで発表された。2000年に生産終了していた「XM」の後継車としての位置づけだった。スタイルは1999年の「C6リニャージュ コンセプト」、2002年の「C-エアドリーム コンセプト」をモチーフにしていたが、細部には往年の「DS」をイメージさせる要素が盛り込まれていた。2005年がDS誕生50周年であったことも、「DS再来」のイメージをさらに強いものにした。
当初C6は、ジャック・シラク仏大統領(当時)が一般発売前に先行生産モデルを公用車として使用するなど、華やかな話題を振りまいた。2007年に就任したニコラ・サルコジ大統領も公務にC6を使用した。
ただし欧州の一般市場では、「メルセデス・ベンツEクラス」などライバルより高い価格がハンディとなったうえ、経済危機に追い打ちをかけられ販売が苦戦した。
ちなみに、2012年5月に就任したオランド大統領は、就任バレードでC6よりひとまわり小さい「DS5」のディーゼルハイブリッド仕様を使用した。大統領府までダウンサイジングをしたことで、高級車としてのC6の存在感がさらに薄くなった。
2012年1月から10月の間に欧州で登録されたC6はわずか556台で、約7年間の総生産台数も2万台強にとどまった。最後までフランスでカタログに残っていたのは、3リッターV6のディーゼル仕様のみで、価格は5万7450ユーロ(フランス価格/約631万円)だった。
人気の低さを象徴してか、現在フランスのシトロエンの公式ウェブサイトにおけるアウトレットストアでは、18.3%もの値引きで販売されている事実上新車のC6もみられる。
…というニュースが出ていました。
シトロエンの歴代フラッグシップはフランス大統領専用車両として使われていたという名誉があったんですけども、このクラスではやはりメルセデスなどのドイツ車勢にはかなわなかったという事でしょう。
日本へも少しの間正規輸入されていましたが、売れなかったという事もあって、レアな存在でしたね。
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フランス車 | 日記
Posted at
2012/12/27 20:11:03