2012年12月に死去した漫画家中沢啓治さんが自身の被爆体験を基にした漫画「はだしのゲン」について、松江市教育委員会が同月、市内の小中学校に閲覧制限を要請していたが、要請の撤回を視野に再検討する方針を決めたことが、20日までに分かった。
…というニュースがありました。
続きはこちらです。
…という事で、一旦は小中学校に対して、「子供に見せちゃダメ!!」の姿勢だった教育委員会も、世間の声にやられたのか、閲覧制限撤回の意向を見せ始めましたね。
このニュースに関して色んなコメントがあって…
・撤回するなら初めから禁止にするな !
・原爆資料館も入れないことになるよね?
・作者が死ぬのを待って、排除するのは、やり方が汚い。
・教育委員会そのものが不必要!!税金の無駄、教育敗退の原因、教員の天下り団体等必要ない!!
・子供に見せたくないものを、閲覧制限するというのが、大義名分なら…
全てのネット環境から、子供を隔離するべきだ…(怒)
目を覆うような、えげつない情報が氾濫しまくってる…
・大規模校の図書室でずっと開架で、学級文庫にすらなってたし、取り合って読むぐらい人気高かったけど、それをネタにして遊んだり、まして悪ふざけなんかするヤツ、いなかったし、精神に傷を負ったなんて子もいなかったよ?
そりゃあ過保護か、現実を直視させるのを嫌がる何かがあるのか?って言われちゃうよ。
…などといった意見が目立つ一方で…
・「はだしのゲン」は閲覧制限どころか発禁本にすべきだ!!
日本軍が日本刀でクビを切ったり、銃剣で突き殺したりする場面は事実ではなく捏造だからだ!!
朝日新聞が慰安婦問題を捏造して、日本を辱め,貶めたのと全く同じだ!!
松江市民には敬意を表したい。
・広島市民です。
学校の図書室にもあり、自宅にもありますが、かなり左翼的な作品であることは間違いないです。
そういった意味でも、子供に読ませるには害が多いものです。特に漫画という媒体で、読みやすく子供の思想がそっちに傾くという意味でも読ませるのは控えた方がよいと思います。
…といった意見もありました。
日本の敗戦から68年になりますが、何しろその現状を覚えている人は少なくなってきました。ですから、歴史の真実をどう伝えるかが難しくなってきています。現に捏造されてきているであるのかも不安定な問題もありますからね…
いずれにせよ、この作品の封印、これはナンセンスって感じもするんですけどね… この本を読み、ショックを受け、「戦争とは恐ろしいものだ」と思わせるのはこの作品の存在意義でもありますしね…
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Posted at
2013/08/20 19:48:41