確かに「犯罪者」ではあるけど、そこまで追い込むのも…

インターネット上で、 1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件の加害者「元少年A」がどこに住んでいたのか、特定する動きが起きている。












…という記事を見つけました。



確かに一人の人間を殺害し、これだけ世間を騒がせた「犯罪者」ではありますが、一応「刑期」（…といって良いのかどうか…？）は終えてますし、「一般人」に戻ってますしね…



「中学時代であっても、やっていい事と悪い事の区別は付くハズ…だからこんな奴は許せない！！」という思いが強く、「徹底的に懲らしめたい！！」という人の気持ちも分かります。


…にしても本人特定だとか、ましてや単なる興味本位で住所の特定をしようとするのは如何なものかと…？　「プライバシーの侵害」にも当たるでしょう。





そもそも一番問題なのは昨今、少年犯罪が起きる度に時たま語られる事の多い「少年法」のあり方でしょうね。何しろ現行少年法のヒナ型となったのは、昭和２０年代の終戦間もない時期に、当時の「カッパライ」などをする貧困少年を救う為のモノなのだから…　今や時代錯誤といって間違いないでしょう。



ですから、少年たちによる凶悪犯罪が起こってる現在、少年法の改正は必須になるでしょうね　…というかもう遅い感じすらしますが…