「君の名は。」考 アニメはオタクから一般に定着 その裏で制作現場に歪み…
…という記事を見つけました。
確かに今年は「君の名は。」や「聲の形」、「この世界の片隅に」といったアニメ映画のヒットが相次ぎました。
しかも、それに絡めて「聖地巡礼」という言葉も流行語大賞にノミネートされたし…
これらの作品がヒットしたのには、そのストーリーの出来もあるだろうけども、「身近にある景色」がその背景に採用されているのもあるでしょう。それで「実際にモデルになった場所に行ってみようじゃないか…」と… それが「聖地巡礼」なんですね~
それも手伝ってか、それまではアニメに興味の無かった人たちも「地元が舞台になってるなら…」と興味を持って見てみる… まさに「君の名は。」あたりはそういう流れに乗った作品だと言えるでしょう。
また、去年は「ラブライブ!」ブームにより、アニメショップのみならずコンビニ、ファミレスなどでもキャンペーンなどでグッズを置いたりして「ラブライブ!=最近のトレンド」としたといった事もあります。
あと、忘れてはならないのが「オタク」というキーワードです。これは平成元年に起きた幼女連続誘拐殺人事件、この容疑者であった○崎が処刑された事により、「オタク」が日陰の存在ではなくなってきた事でしょう。
そうなるとアニメは一般的に浸透していく事になりますが、実感として「オタク」というキーワード自体が形骸化しつつあるとは感じる反面、まだまだ世間のアニメに対する風当たりはある程度あるのかなと… アニメ聖地となった自治体という大きなバックがそれを応援していたとしても…
一方、本文中にも述べられている通り、アニメの制作本数がやたらに増え、現場でも限界に達している… その為、想像上の舞台を作り上げるのではなく、(その方がラクだから)実在の風景を舞台にして作品を制作する…
その副産物として「聖地巡礼」に繋がっているのでもあるんですけどね… 個人的には「下手な鉄砲数打ちゃ…」ではなく、「少数精鋭」で行って欲しいと思うんですが…
今年は「ろんぐらいだぁす!」が制作の遅れにより放送を延期するといった問題も起こりましたが、果たして2017年はどんな作品が登場し、人気となるのか? 多いに注目していきたいものです。
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Posted at
2016/12/31 15:16:47