廃墟旅館が問題に…

会津若松市東山温泉の旧旅館の廃墟が倒壊の危険性があり、解体される事が決まったそうですね。

















・営業してた頃の旅館




















しかし、この旅館が5年前に閉館、そして…




























こんな感じで老朽化し、しまいには近くの川に残骸まで落下する始末…


















川向うの旅館でも、「せっかく来たのにこの景色では…」とか「露天風呂から見えるのは…」などのクレームや、しまいには「帰る！！」という人まで…


こんな感じで近くの営業中の旅館はお客さんに対して張り紙をしている所まで出てきました。






それで解体費用もバカにならず、70代の所有者は市から危険性が指摘されると、「じゃあ、建物ごと、土地共に市に寄付します」との事で、市でも困っていたのですが、結局解体が決定したそうです。





…しかし、この東山温泉という温泉街、30年前には７０軒以上の旅館があったのですが、今では30軒ほどに半減してしまいました。


それで廃墟になっているのはこの建物だけではないそうです。


それにしても最近の空き家問題は困ったものですね。放火していく連中もいたり、それに昼間逮捕された逃亡犯も空き家に潜伏していた位だし…


現在でもこんな現状なのだから、今後、少子高齢化が進むと、更に増えていく事でしょうね。解体費用自体は基本的には所有者負担だし、更地にしてしまうと固定資産税がアップするというのがネックなのだから…