短命だったのにはワケがある! 「クセが強すぎる」個性派グルマ4選
…という記事を見付けました。
この記事では日産NXクーペ、ホンダ・エディックス、ダイハツ・ソニカ、そしてトヨタ・マークXジオを紹介していました。
NXクーペがデビューした時、ライバルはAE92型カローラレビン&スプリンタートレノでしたが、アメリカでウケそうなデザインを採用したNXクーペに対し、オーソドックスでありながら好き嫌いの分かれにくいレビン&トレノのデザインの方が人気がありました。
…でかつ、1.8リッターツインカムでノンターボ140PSしかなかったNXクーペに比べ、同じく140PSでも1.6リッター、しかもスーパーチャージャーまであったレビン&トレノの方がパワー競争の中でも有利だったと言えます。
それからエディックスですが、これは前席3人+後席3人乗りミニバンの先輩としてはフィアット・ムルティプラ、そして日産ティーノがあったんですけども、まず奇をてらった様なデザインのムルティプラは売れず、そしてオーソドックスなデザインを採用したティーノも売れず… なのに最後発のエディックスを何故出したのか当時は理解に苦しみました。
やはり全幅を3ナンバーサイズにしたとはいえ、前席3人がけは狭いので手を出す人がなかなかいないんでしょうね…
一方、ハイエースやキャラバンといった1BOXも前席は3人乗れるんですけども、3人で乗る機会は少ないし、それにこのクラスの1BOXバンは商用としての需要も高いので、3人乗りとかって事は関係ないんでしょうね。そこがこれら3車種とは異なる部分です。
また、ソニカは最近、酷道マニアとして有名な人の愛車として隠れた人気になってきているんですけど、それまでは背も低く、質感の高い走りとして定評がありました。
今はこんなクルマなかなかないので、1車種くらいあっても悪くない気もします。
あと、マークXジオは、同じくFRセダンであったマークⅡ時代、旧態化した71系ワゴンをモデルチェンジさせるにあたり、FFであったカムリグラシアワゴンをベースとして販売したのですが(燃料タンク位置の関係で100系マークⅡをワゴン化させるのは難しかったらしい)、ユーザーはFFとかFRとか関係なく買ったそうなんですね。それで「FRのマークXの名前を付けても大丈夫だろう」と浸透しているマークXの名前を付けました。
しかし、同じく3列シートミニバンであったイプサムが同じトヨペット店系列で売られていたから、イプサムの後釜にするにしても室内が狭いとかシートがイマイチだとか酷評され、セダンでもないワゴンでもないミニバンでもない、どっちつかずなクルマになってしまった感じでしたね。
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Posted at
2025/05/17 10:05:37