V35型スカイラインについて書かれた記事を見つけました。
…で、文中ではV35の事を
「でぶ」なクルマと書いていますが…
それまでのR34と比べると、車高が10cmも高くなったから、「でぶ」に見えるかもしれません。
…でも、あくまでもV35は「XVL」という新しいコンセプトのクルマとして開発されていた事を忘れてはならないんですよね… たまたまそれを「新しいスカイライン」像として重ねた結果、「V35型スカイライン」になっただけであって…
また、コンセプトも初代ALSI型のプレミアムな方向に戻ったと考えるのが自然かもしれません。
現行のV37型では全長も伸びてるのもあって、「でぶ」な感じは薄くなってると思いますが、それでもV35の頃と比べ、値段も大幅にアップしてるから(V35の安いグレードで約250万円、V37の安いグレードで約400万円)、高くなりすぎた感じですね。
V35に話を戻すと、当時、クーペの350GT・6MT車に試乗した事があったんですけど、3.5リッターという大排気量、そして6MTが組み合わされているから、その走りに圧倒されましたね~ バイパスでも6速までは使わない程でしたw
ただ、大排気量のトルクに任せて走るというのはV35のメイン市場であったアメリカ的だなとは感じましたが…
惜しかったのは初代フーガでも採用されて当時流行になりつつあった19インチタイヤを履いてた事で、足回りは「フラットライド」コンセプトで開発されただけあり、ロードホールディングも高いし、しなやかだと思ったのですが、19インチタイヤのゴツゴツ感によりバネ下重量が増えた感じで、そのメリットが帳消しになってたと思いました。
そういう意味では走りを楽しめるクルマというポジションはV35でも変わってないと思いましたね。その「走り」へのアプローチの方法が直6エンジンであるかV6エンジンであるかという違いはありますが…
Posted at 2016/12/31 07:29:16 | |
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スカイライン | 日記