トヨタ自動車は19日、レクサスブランドのフラッグシップである「LS」の新型を発表しました(ハイブリッド車は同日に、ガソリンエンジン車は同年12月18日に発売)。
プラットフォームは今春にデビューしたフラッグシップクーペ「レクサスLC」に続いて、低重心が特徴の新世代FR用プラットフォームである「GA-Lプラットフォーム」を導入し、ボンネット、トランクリッド、フロントフェンダーや前後ドアなどにアルミを使用したボディーは、レクサスのセダンとしては初めて6ライトキャビンを採用、斬新な4ドアクーペ風シルエットとなったのが特徴です(CD値0.29)。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=5235×1900×1450mm(ホイールベース3125mm)となり、先代LSのロングホイールベース(LWB)版と比べ25mm長く、25mm幅広く、15mm低くなっています(ボディサイズはこれ1種類のみ)。
パワーユニットはガソリン版「LS500」が世界トップレベルの熱効率による動力性能と環境性能を高次元で両立した、レクサス初となる新開発の3.5リッターV6直噴ツインターボエンジンを搭載。最高出力422ps(310kW)/6000rpm、最大トルク600Nm(61.2kgm)/1600-4800rpmという、先代の5リッターV8を上回る出力とトルクを発生、「LC500」にも搭載しているDirect Shift-10AT(10段AT)を組み合わせています。
ハイブリッドとなる「LS500h」には、先に「LC500h」に搭載されたマルチステージハイブリッドシステムを採用、299ps(220kW)/6600rpm、356Nm(36.3kgm)/5100rpmを発生する3.5リッターV6エンジンと2つのモーター、そして10段の模擬変速制御を組み合わせて、システム最高出力は359ps(264kW)を発生し、EV走行領域も拡大し、エモーショナルな走りと優れた経済性を両立しました。
なお、駆動方式は、LS500とLC500hの双方に2WD(FR)と4WDが用意されます。
予防安全技術も惜しみなく投入されている。歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティーシステム、レーダークルーズコントロール、レーンデパーチャーアラート、レーンキーピングアシスト、そしてオートマチックハイビームからなる予防安全パッケージである「Lexus Safety System+」を標準車に装備するなど、最先端のテクノロジーを盛り込んでいます。
価格は以下の通りです。
•LS500(FR):980万円
•LS500(4WD):1020万円
•LS500“Iパッケージ”(FR):1042万円
•LS500“Iパッケージ”(4WD):1082万円
•LS500“Fスポーツ”(FR):1200万円
•LS500“Fスポーツ”(4WD):1210万円
•LS500“バージョンL”(FR):1320万円
•LS500“バージョンL”(4WD):1360万円
•LS500“エグゼクティブ”(FR):1500万円
•LS500“エグゼクティブ”(4WD):1540万円
•LS500h(FR):1120万円
•LS500h(4WD):1160万円
•LS500h“Iパッケージ”(FR):1180万円
•LS500h“Iパッケージ”(4WD):1220万円
•LS500h“Fスポーツ”(FR):1310万円
•LS500h“Fスポーツ”(4WD):1350万円
•LS500h“バージョンL”(FR):1460万円
•LS500h“バージョンL”(4WD):1500万円
•LS500h“エグゼクティブ”(FR):1640万円
•LS500h“エグゼクティブ”(4WD):1680万円
…となり、一番安いモデルでも980万円とメルセデスSクラス並みの値段となってしまいましたが、「まあ、買える人は買ってね…」的なクルマであるのと同時に、そのうち永田町でも(?)走り回る事になるでしょうw
Posted at 2017/10/20 19:45:03 | |
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レクサス車 | 日記