高山の(秋)山さんカリーナ乗りのゆきすとのブログ一覧

　外国人観光客の増加、ＳＮＳで拡散される「秘境」、アニメや映画の舞台となったスポットへの「聖地巡礼」。観光は地方活性化に期待される産業の一つだ。宿泊、交通、飲食など幅広い業種への振興につながるだけでなく、地域のブランド化による企業誘致、定住・移住促進などにも弾みがつく可能性がある。しかし、「せっかく楽しみにしていたのにがっかり」「期待はずれ」と評判を落とす懸念もある。








…という記事を見付けました。




これは、ツイッターやインスタグラムなどのSNSで紹介されていたのに、来てみたらサービスが悪いとか、景色が悪かったという温泉、それから世界遺産という事で来たけど、そこまでのアクセスが良くない、文化的価値が分かりにくいという不満、そして下手に観光地として演出するのではなく「普段のありのまま」を見せた方がかえって魅力的に見えるといった事を取り上げています。








その中で、島根県の石見銀山についても取り上げられていたのですが、ここは世界遺産として認定された時は観光客が倍増したものの、その後減少しているそうです。


その一因として…

駐車場のある石見銀山公園から、公開されている坑道「龍源寺間歩」までは２．３キロ。観光車両は入れないため、訪問者の移動は徒歩か有料のレンタサイクル、ベロタクシーのみ。夏場や雨天時の散策は、体力的に厳しい上、長距離歩行が困難な高齢者や、障害者にとって、気軽に見学できる場所とはいえない。


…だとか、「地味だ」という感想もあるそうです。








しかしよく考えてみるとこの石見銀山、木造復元しようという名古屋城とはまた正反対の立場で、昔のモノをそのまま活かしているから、アクセスが大変だとか、バリアフリーとは無関係な部分も出てくるのはある程度致し方ないのかなと…


確かに「世界遺産に認定されたから…」という事でそれを観光につなげたい気持ちは分かります…けど…










同じく世界遺産に認定された白川郷は、それこそ街の中心部の土産物店などは儲かってはいますが、その反面、周囲の田畑は耕作する人もいなくなって放置されたり、観光客が増えた事で駐車場が足りなくなり、中心部にある田畑を駐車場に転用する事でそれまでの景色が一変するなどの問題点が増えています。


また、世界遺産に認定されると、数年に一度、世界遺産を統括するユネスコに状況報告をしなくてはいけません。その際に認定前と比べて変更があったりすると、世界遺産としての認定をはく奪される例（オマーンのアラビアオリックスの保護区、ドイツのドレスデン・エルベ渓谷など）もありますから、観光と環境の保全を如何に両立させるかも課題になってきます。





「観光」というものはどうしても一時的であったり、流動的であったりします。しかし、それゆえに先行きに対する色んな課題もあるという事を念頭に置かないといけないと思いますね。

今日、富山から親戚が来たんですが、高山祭は雨で屋台が出られない為、一之宮町の臥龍桜を見てきました。




















この桜、1100年という樹齢の「エドヒガンザクラ」（同県根尾の「淡墨桜」と同じ品種）ですが、例年だと開花が4月20日過ぎで、寒い年だと満開が5月のGWごろになってしまうんですが、今年は3月が高い気温だった為、今満開となっています。



桜というのは、冬の寒さを感じ、そして春の暖かさを感じて開花する植物なんですが、開花し出すとブレーキが効かない為、先週の様な降雪があっても、3月に暖かさを感じているので、そのまま満開に至ってしまうんですね。











クルマは飛騨一之宮駅の駐車場に停めましたが、跨線橋を渡って戻る時に、特急ワイドビューひだが通過していきました。


撮り鉄ではないけど、なんか撮りたくなりましたｗ

「酷道」はロマンの宝庫　32万キロ走破したマニアが見つけた境地　ネタにされたっていい、郷愁を誘う時間













…という記事を見付けました。











確かに「酷道」を走るのは、次々とどんな光景が見られるのかという楽しみはありますね（流石に雪のある今の時期に行くのは無理ですが…）。











私も廃墟の撮影に行ってた頃、「酷道」を走った事はありますが、気をつけないとシャシーの下を擦ったり、狭い道路を走ってて対向車があった場合のすれ違いで困りますので、出来ればジムニーやパジェロミニみたいな軽の４駆で走るのが一番いいんでしょうけどね…



ただ、似た様な景色ばかり続くと、「いつになったら人家のある所まで行くの…？」って不安になる事もありますけどね…（苦笑）

私も一昨年行ってきたんですが、飯田にある「貧乏神神社」…「そういえば最近どうなったのかな？」と思い…















とある掲示板で調べてみたら何と…

































「閉鎖!?」（驚!!）




どうやら、祭主（代表者）が高齢で体調が優れない為との事です。



この掲示板に書かれたのが、今年の５月なので、閉鎖時期はそれよりも少し前くらいでしょうか…？












これら全て撤去され、更地になってるそうですが、こういうスポットは段々消えゆく運命にある所が多いので、興味のある人は行ける内に行っておいた方がいいみたいですね…

県道ならぬ「険道」　数は「酷道」よりも膨大？　初心者にはお勧めできない道路たち









…という特集を見つけました。



「県道」ならぬ、「険道」とは文字通り細く、舗装も荒れたような道の事なんですが…






紹介されていた主な道路は…



・栃木県道266号中塩原板室那須線（那須塩原市）






・静岡県道288号大嵐（おおぞれ）佐久間線（浜松市）






・長野県道・群馬県道112号大前須坂線（長野県須坂市 群馬県嬬恋村）






・神奈川県道515号三井相模湖線（相模原市）






・新潟県道50号小出奥只見線（魚沼市）






・富山県道67号宇奈月大沢野線（黒部市 富山市）









…といった場所が紹介されていました。



そういえば私も10数年前、廃墟の写真を撮り歩いていた事があったんですが、廃墟というのは山道を進んだ所が多く、「険道」を走る事が多かったんですけども、砂利道だったりすると、車高を下げてないカリーナでも腹を擦る事もあったりして、そういった道は走らなくなりました。




ああいった道路を走るのが好きな人は、本当に危険な道もあるし、もしもクルマにトラブルがあっても電話が圏外になってしまう場所も多いんで、気をつけましょう。