あの地震から1週間になる今朝、朝刊を読んでいたらこんな記事が…
ニュージーランド地震で恋人を失った看護士の日本人女性が寄せた手記からなんですが…
家族や恋人、雨をしのげる屋根、全てを失った方もいると思います。生きる気力を失って死にたいと感じている人も。
私もそうでした。
そんな時、「頑張って」「頑張ろう」という言葉は重すぎて、負担になるかもしれません。
みんな頑張っているんです。生きることを、精いっぱい。
だから「頑張って」と言わないでほしい。
大切な人が亡くなったり、行方不明になったりしても、自分は生きていかないといけない。それだけでも頑張れるんです。
ただ手を触れてもらうだけでも安心できます。「一人じゃない」と気付かされます。その人が涙していたら手を握ったり、背中に手を当てたりしてあげてください。そして静かに待ってみてください。必ず何か思いを吐き出してくれます。そうすると楽になるんです。
…とありました。
しかし「頑張って」という言葉は「頑張って」以外の何ものでもないのかな?と考えさせられてしまいます。
そういえば、うつ病の人に対して「頑張って」という言葉を投げかけると、かえって本人にとっては負担を感じるとよく言われます。
今回の震災の場合では絶望的になった人も沢山いるでしょう。そんな人たちに対し、「頑張って」という言葉は重荷になるかもしれません。
しかし、これは被災した人たちが近くにいれば…ですが、遠くにいる人、もしくは親戚や友人が被災地にいない人の場合、「頑張って」という言葉は遠くからのエールの言葉になると言えるかもしれませんね。背中に手を当てたり、手を握ったり出来ないから…
さて、この曲を今回はアップしてみましたが、「頑張って」という言葉の意味をこの曲から考えてみましょう。
林原めぐみ「がんばって!」
「ひとりじゃない」とか
ハートに送るエールなら Endless
たくさん抱きしめてる
未来はいつでも
私の見方と信じて Get up
くじけたりしないわ
だけど 寒い夜は なんとなく
寝付けなくて 不安になるの
☆がんばって! 明日(あした)の朝は
がんばって! ベットを抜けて
大きく窓を開いたら ハートのMy Voice
がんばって! 昨日よりもっと
がんばって! 大きな声が
私の背中を押すから
負けられない 気がするの
夢みる瞳は
どんなジュエルよりキレイに Shining
輝き続けられる
ただの石ころと 目を伏せる
そんな弱気じゃ つかめないよ
がんばって! ほしい何かを
がんばって! その手の中に
確かに感じるその日まで 歩き出そう
がんばって! 進み続けて
がんばって! 見えてくるもの
それは夢へのパスワード
その瞳で とらえてね
☆Repeat
(この曲はラジオ番組「林原めぐみのTokyo Boogie Night」でも流れています)
Posted at 2011/03/18 20:14:23 | |
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