
「ニッサン・バネット」といえば、「セレナ」が登場するまでは、キャラバン&ホーミーと並んでニッサンの1BOXの代表のひとつでした。
そもそもバネットというクルマは、1978年に「チェリーキャブ」をルーツとして誕生しました。
バネットはニッサンの販売網に応じて「チェリーバネット」「ダットサンバネット」「サニーバネット」と3つのブランドに分かれました。結局はエンブレムやフロントマスクが少し違う程度だったんですが…
そして2代目まで発展した後、1991年に「バネットセレナ」へと進化、その後モデルライフ途中で「バネット」の名が外れて、単なる「ニッサン・セレナ」となりました。
また、商用系は、最初は(バネットでは)2代目、それから「バネットセレナ」になってもニッサンのオリジナルモデルがラインナップされていたのですが、1994年にはマツダとのOEM供給契約によって、ボンゴを「バネット」の名で売る事になりました。
それから1999年にベース車種のボンゴがモデルチェンジされると、バネットもモデルチェンジされましたが、2009年にはようやくニッサンのオリジナルモデルである「NV200バネット」がデビューすると、ボンゴをベースにしたバネットも4WDモデルやディーゼルモデルに限ってそのまま継続生産される事となりました(NV200が1.6リッターガソリン2WD車のみだった為)。
さて、前置きが長くなりましたが、
このミニカーはフランスのエリゴール製の1/43で、厳密にはヨーロッパ輸出仕様の「NV200エヴァリア」となっています。
それから、日本仕様にもラインナップされているワゴン仕様を再現している為、3列シートも付いています。
エリゴールというブランドのミニカーは久々に購入したのですが、出来は同じフランスのノレブ並みといった所でしょうね。
ちなみにNV200のミニカーはニッサンのディーラーで配布された1/64程度のもの位で、少ない部類と言えるでしょう。
こちらは1985年デビューの2代目バネットの実車CMです。
個人的にはこの2代目のデザインが一番良かったかなあと思います。
Posted at 2011/04/05 06:42:44 | |
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ミニカー | 日記