
今朝の中日新聞朝刊に、8日のカンヤ祭についての記事が掲載されていました。
アニメファンらがゆかりの地を旅する「聖地巡礼」。飛騨地域には高山市を舞台にした「氷菓」、白川村の風景が映像作品などのモデルになった「ひぐらしのなく頃に」がある。いずれも全国から多くのファンが訪れるが、受け止める地元の対応は少々、異なる。

高山市本町三丁目商店街で8日にあった氷菓ファンの集い・神山高校文化祭。地元有志が企画する催しは二年目で、作中にある架空の神山高の各部がブースを出したと設定し、自動車部は車をアニメステッカーなどで装飾した「痛車」を並べた。
愛知県の会社員HRさん(23)は「高山市は観光地だけど、普段と違う客層を呼べるので、いいイベント」と歓迎する。実行委員事務局のNTさん(45)は「来年は運営からファンに参加してもらいたい」と意気込む。
市は今年に入り、「氷菓」のキャラを使った来訪マップを作り、高山署は啓発品にあしらうなどPRに活用。行政が地域活性化のため流れに乗る動きは「聖地」を抱える他の自治体の動きとも重なる。
白川村では「ひぐらし」を目当てに、五年以上前からファンが訪れ、いまも来訪が絶えない。架空の村を舞台にしたミステリー作品で、登場する神社のモデルの白川八幡神社の境内はキャラを描いた絵馬で覆い尽くされている。隣接する「どぶろく祭りの館」によると、20人を超す団体で訪れる日もあり、写真を撮ったり、モデルの場所を回ったりして楽しんでいるという。
ただ、「聖地」と感じる目立つ場所はここだけで、高山市内のようにポスターもない。村地域観光振興課の担当者は「世界遺産で昔の農村の景観を保全するため看板などは出せない」と話す。隣の富山県内にも「聖地」があり、後押しを検討したこともあったが、「そっと個人が楽しめるように」と静観することに。作品をまねて奇抜な格好で訪れるファンもいるが、苦情はないといい「長く聖地として楽しんでいただけるのはありがたい」。今後も静かに見守るつもりだ。
…というものでした。
そういえば去年、「氷菓」という作品の存在を知り、そして「まあ、とりあえず見てみるか…」と思っていたら、その舞台が高山、そして自分の母校も舞台になっていた事を知り、急にハイテンションになった覚えがあります。
それまで訪れていた「聖地」…木崎湖や豊郷など、アニメファンとしてはそれらの地域が「聖地」になっていたのをうらやましく思っていました。「高山も観光地ではあるのに、アニメファンは訪れない… どこかのアニメ制作会社によって高山を舞台にしてアニメ化してくれないのか…orz」といった思いやコンプレックスが強かったし、フラストレーションも溜まっていました。
そんな中発表された氷菓を見て、非常に嬉しくなり、舞い上がってしまったんですね。
先日のカンヤ祭、遡って去年のカンヤ祭に参加してみると、ファンの熱い思いを感じるとともに、自分の作品への愛着も感じられました。色々来年への課題などはあったでしょうけどね…
でも今回はとりあえず成功だったと思うので、来年は更に楽しめるイベントになって欲しい、いや、ファンとして盛り上げたいと思っています。
一方、白川郷ですが、3年前、つまり「氷菓」登場以前に私も訪れていました。
しかし、作品の内容が内容だからか、氷菓ほどの愛着は感じなかったものです。
記事にある役場の担当者も話している「世界遺産だから…」というのはエクスキューズのひとつであって、内心としては「人がポコポコ死んでいく作品ではなあ~」というのがあるかもしれません。
ただ、「世界遺産」としてだけでなく、「聖地」としてファンを呼び込むのもひとつの手段だし、観光資源として大事にすべきだろうと思います。
世界遺産としての条件で「景観保全」ってのがありますが、白川郷の場合、観光客を誘致するのに必死で、田畑だった場所を新しく観光客用の駐車場にするなど、「世界遺産としてやっていくのにはヤバいんじゃないの?」って思える現状もあります。
「世界遺産」を看板にしてやっていきたいのも理解出来ますが、「観光」というもの自体、移り変わりが激しいものです。例えば現在では富士山に日本人の目が向いている様に…
そう考えるとアニメの「聖地」というのも恒久的な存在ではないかもしれない…だけど、その「One of them」な手段としては、日本のコンテンツ産業を支える上では大事な事じゃないかなってのが私の思いでもありますね。
Posted at 2013/09/11 06:37:08 | |
トラックバック(0) |
氷菓 | 日記