
最近再販された、フジミの「峠シリーズ」のS130型フェアレディZですが、このキットは久々に再販されますので、馴染みの薄い人も多いかもしれません。
実は私はこのキット、小学生の頃にインチアップシリーズで作っておりました。
当時は筆塗りで塗装する事しかやらず、ボディはスプレーでも塗装はせず、白い成型色そのまんまで作っておりました。
またウィンカーやストップランプはクリヤーオレンジなどは使わず、ただのオレンジで塗装したという、今思うと実に恥ずかしい出来のものでした(…滝汗)。
それでリベンジのつもりで買ったんですけどね…
…で、中身を見てみましょう。
キットの構成としては、板シャシー時代のフジミらしいものです。
当時はよく、金型の隅々にも樹脂を行き渡らせる様にフロントウィンドーの辺りに組み立てる時には切り取らなければならなくなる太めのランナーが付いてましたね。
肝心のボディなんですけども…
フロントフェンダーにはエアインテークがあり…
リヤウィンドーはウィンドーを潰してFRP(多分)カバーの付いた、いわゆる「アイローネ」仕様となっています。これは同社の初代RX-7もそうなってますね(RX-7の場合、族っぽいオーバーフェンダーがありましたが…)。
これはかつてノーマル派モデラーであった私からすると実に残念でしかありませんでしたが、現在はカスタムカーもOKなのでさほど苦にならないですねw
タイヤ&ホイールなんですけども…
タイヤはピレリP7、ホイールはBBSになっています。これはそのまんま作るのも面白くないので、製作時には変えようかとww
デカールを見ると…
いかにも走り屋っぽいデカールが付いてますね。ただ、「EVA」って何…? 「エヴァンゲリオン」じゃないだろうし…www
ウィンドーパーツについては、当時のフジミではよくありがちだった、左右前席だけ開いているタイプ(もしかしてプラスティック樹脂を節約する為か?)ではなく、完全に閉じているタイプなのが満足ですね(苦笑)
そして何よりも残念なのがこのフジミ独特の板シャシーです。
フジミの板シャシーには2種類あって、RX-7(SA、FC)とかシルビア(S110、S12)、スタリオンなどのスペシャルティーカーに使われたペラペラな感じのモノと、クラウンやマークⅡ、スカイラインなどにも使われたモノがありました。
ちなみに7thスカイライン(前後期2ドア、後期4ドア)の場合、後者をベースにしつつもGTオートスポイラーを格納出来るタイプになってましたね。
また、S130クラウンだとかY31セド&グロから90系マークⅡあたりにはしっかりしたシャシーにはなりましたが、前・後輪がシャフトになってしまって、前輪がステアしないのは少しガッカリでしたね。
Posted at 2015/03/29 09:19:48 | |
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