高山の(秋)山さんカリーナ乗りのゆきすとのブログ一覧

日産はパリモーターショーで新型マイクラを発表しました。

















「マイクラ」とは、つまり日本の「マーチ」なんですが…













新型はこんな感じのクルマになります。でも、スペックを見ると…



全長：3,999mm（現行+174mm）／全幅：1,743mm（+77mm）／全高：1,455mm（-55mm）／ホイールベース：2,525mm（+75mm）

・HR09DET 0.9リッター ターボチャージャー付 ガソリンエンジン

シリンダー数：3気筒／最高出力：66kW/90hp／最大トルク：140Nm +10 オーバーブースト時／トランスミッション：5MT


・K9K 1.5リッター ディーゼルエンジン

シリンダー数：4気筒／最高出力：66kW/90hp／最大トルク：220Nm／トランスミッション：5MT


・BR10DE 1.0Lリッター　 自然吸気 ガソリンエンジン

シリンダー数：3気筒／最高出力：54kW/73hp／最大トルク：95Nm／トランスミッション：5MT








え？全幅が1743mm！？（驚！！）






…という事は日本へ持ってくるとカンペキに３ナンバーになってしまいます。日本のユーザーは間違いなく「３ナンバーのマーチなんて…（呆）」となるでしょうから、これは完全に日本では売らない可能性が高いですね～！！






恐らく、日本じゃノートをその代わりにするんでしょうね…





でも、ノートって、かつてのティーダの役割も兼ねてるんで、無理矢理感が強いです…（汗）








日本じゃ、ヴィッツに対向する「リッターカー」クラスの車種が１車種消える事になるかもと思うと、寂しいですね…










…という事で…














「さよなら、マーチ…」（早い？）

今朝の中日新聞の飛騨版にこういった記事が載っていました。


























岐阜が舞台のアニメ上映が相次いでいる。

飛騨市がモデルの一つとされる「君の名は。」に続き、今月中旬には大垣市がモデルの「聲の形」も全国上映が始まった。

実際の風景を見に訪れる「聖地巡礼」としてファンが続々訪れ、両市は盛り上がっている。





「まるで作品の世界　感動」　地元「若い人増えうれしい」


大ヒット中の「君の名は。」で舞台となった架空の町は飛騨市がモデルとされ、そっくりの風景が随所に登場する。今月に入り、十～三十代を中心にファンが訪れ、「多い日は三百人を超すのでは」と市の担当者。

作中に登場する駅と似たJR飛騨古川駅では、多くの若者らが跨線橋からカメラを構える。同様の市図書館も休日には百人以上が訪れる。滋賀県から来た会社員（三九）は「まるで作品の世界に入ったみたいで感動した」と声を弾ませた。

ブームを受け、市は観光名所も織り交ぜた巡礼モデルコースを作成。地元の老舗旅館「八ツ三館」は、映画の半券を持参した客に飛騨牛料理などをサービスする特別宿泊プランを提供。映画に出てきた組ひもの道具を展示する呉服店「大洞」四代目（七一）は「若い人が増えてうれしい。まちが活性化すれば」と話す。

ただ、飛騨地域に映画館がないため、市は上映会ができないか、配給会社と交渉中だ。

「聲の形」でも大垣公園や駅前通りなど、モデルになった風景が描かれている。市は昨年末、市内の風景写真と原作漫画の場面を並べた冊子を五千部作って、地元で配布。七月末には三千部増刷し、全国十五ヶ所の映画館で配布を始めた。

大垣郭町商店街は、指定の店で二千円以上の買い物をすると、作品のオリジナルトートバッグをプレゼントしている。

このほか県内が舞台とされるアニメは「氷菓」（高山市）、「ひぐらしになく頃に」（白川村）、「のうりん」（美濃加茂市）など数多い。飛騨市の担当者は「県内で聖地連合のような形を作れないか」と話している。












…という内容です。



そういえばこないだ、「聲の形」を観てきた後で、「これは沢山の人にも勧めたいし、それにせっかく大垣が舞台になってるから、岐阜県の社会福祉協議会の方にもバックアップしてもらい、映画上映後に県内各地の福祉センターとか公民館といった場所で上映会でもやってもらうのが良いかもしれない」と思い立ち、次の様なメールを送りました。






・アニメ映画「聲の形」について…


突然のメール、失礼します。

昨日から全国で上映されている、「聲の形」というアニメ映画があります。

実は私もその作品を富山市で観てきたのですが（地元に映画館が無い為）、聴覚障がいを持った女の子が登場する作品で、障がい者、健常者、それぞれの「思いやり」という事を考えさせられる、実に素晴しい内容でした。また、大垣市が舞台にもなっています。

それでこの作品、映画館も無い地域もあるので、例えば県内の文化会館などの施設でも見られると、障がいを持った人、そうでない人、平等に観られるといいなと思います。あとは（学生さんたちにも観て頂ける様に）学校等とか…


是非、協議会様の方でもこの作品をご覧頂き、どれだけでも沢山の人に観て頂ける様、推して頂けるといいなと願っております。







すると…






　ご返信が遅くなりまして申し訳ございません。
　岐阜県社会福祉協議会　ボランティア・市民活動支援センターです。

　さて「聲の形」についての情報をご提供いただきありがとうございます。

　早速お調べいたしましたところ、大変素晴らしい映画ということがよくわかりました。
　また地元、岐阜県大垣市が舞台というとても身近に感じられるお話であることと想像します。
　今後、参考にさせていただきたいと思います。
　貴重な情報を教えていただき、誠にありがとうございました。





…という返信メールが届きました。







この作品、内容を考えると、障がい者へのいじめのシーンがあるので、これまでタブー視されてきた面もあるんですけど、でも、いじめが実際に起きているのも事実です。

…なので、腫れ物に触る様にするんじゃなく、「だからこそ、そういう悲しい現実が起こらない為にはどうすれば良いのか？」を考えていくべきだと思うんですよね…



そういった事を考えると、リオ・パラリンピックも開催された今年ではありますが、改めて「障がいのある人たちと健常者が、如何に相互に理解し合って共存すべきか？」という事を見直す、またとないきっかけを与えてくれた作品である事を実感させられましたね。