
とある質問サイトに「あなたにとって色褪せない作品は何ですか?」ってのがありました。そこで、1人の回答者が…
アニメ「けいおん!」(「けいおん!!」「劇場版けいおん!」を含む)
ですね。
原作のマンガの評価ももちろんですが、やはり、アニメ化したことで、見事に完成されている作品だと思います。
描いていることは「なかよしは良いね」って、それだけに尽きるんですけれど、
それを、よくもまあ、これだけ手間と時間を掛けて、描ききって居るな。と。
高校生。という多感であり、かつ大人としての生き方を探る時期。
「恋愛」というベクトルを省くことで、より際立つ「友人関係」の妙。
さらに「親」という要素まで「環境的なもの」に省略する思い切り。
各々のキャラクターに、作品開始前の時間と、作品終了後の時間が、それぞれ、きちんと存在するけれど、物語の中で完結させていて、見終わったあとも、その余韻を、ある意味、永遠に咀嚼させてくれる。
「これが、完成したアニメというものだ」と、ずっと、味わい続けています。
電話や通信の位置付け、交通環境、ひょっとしたら学習、学校の姿など、今後の文化、技術の変遷で、伝わりにくいものも出てくるかも知れませんが。
それでも、おそらく50年、100年と、楽しめる、普遍的な内容だと思います。
ずっと、見続ける作品だなぁ。。そう思っています。
TV版、OVA、劇場版。どの部分を切り取ってみても、全体を構成するジグソーパズルの一片として意味があり、すべてにおいて、完成度を十分に伴っている。
「25分間、空いた時間が出来た。じゃ、けいおん!見よか」。が
永遠に成立し続ける、そういう人生だと思います。はい。
…と書いていました。
確かにこの作品、友人関係の結びつきが強いですね。「仲間意識が強い」というか…
そういえばラブライブ!も非常に仲間意識が強い作品という感じがします。そういう意味では素晴らしい作品だと思っています。
また、けいおんの場合、独特なゆっくりした時間が流れていて、そういう雰囲気が普遍的な作品であるとこの人は感じたのかもしれませんね…
Posted at 2022/08/10 19:39:05 | |
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けいおん! | 日記