
一昨日の日本自動車博物館での「20世紀車ミーティング」で、みん友のRF-4さんと参加車両を見て歩いていた時の事、RF-4さんの知人であるインフィニティQ45のオーナーさんの所を訪ねました。すると…
1人の少年がQ45のオーナーさんに色々と愛車の事を聞きながら、ノートに書いていたんです!!
「排気量はどれだけですか?」「何年式ですか?」「(新車当時の)値段はいくらですか?」などなど…
そういえば私が子供の頃…というか、本格的に興味を持ちだしたのは小6の頃だったと思いますが、地元ではそんなイベントも無かったし、もしあったとしても父は連れて行ってくれなかったので、この少年は本当に恵まれていると思います。
あと、私の場合、クルマに関する情報を得ていたのは主に新聞の経済欄だとか、(新聞の)クルマの広告ばかりでしたね。勿論TVCMもでしたが…
その後、「マンガやアニメの『頭文字D』のAE86にも登場するから、4A-G搭載車についても教えてやりたいな…」と思った私はRF-4さんも連れて、カリーナとカローラの所に少年を連れて行きました。
「ボクのクルマはこちらのカリーナで、この人のクルマがカローラなんだけど、実はエンジンが一緒なの♬ 『4A-G』っていう1600ccのエンジンで、マンガの『頭文字D』のAE86の最終型に乗ったエンジンで…」などと説明しました。
少年はノートに書くのを忘れたのか、一生懸命になって我々の話を聴いていました。
すると、少年のスマホの着信音が鳴りました。どうやら親御さんが迎えに来たみたいでした。
そして少年は我々に「ありがとうございました」と言い、私も「どうもお疲れ様でした」と言って別れました。
これだけ趣味が多種多様に渡ったり、特に新型コロナウィルスの影響でゲームなどのインドア的趣味にハマる子供が多い中、こういう少年の存在は貴重ですよね…
その少年が帰った後、かつてトヨタ自動車の豊田章男前社長が「クルマから離れていたのは若者ではなく、我々メーカーだった…」と話していた事を思い出したのでした…
Posted at 2025/06/10 21:48:31 | |
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