
今日は書店でこんな本を見つけました。
けいおん!の真実
本当は「モデル・カーズ」や「ホビージャパン」「絶版名車カタログシリーズ トヨタ・カムリ」をチェックしてくるつもりだったんですが、「絶版名車…」は書店に置いていなかったし、(置いてあった)「モデル・カーズ」と「ホビージャパン」は予算の都合上、どれがいいか比較した結果、この本を購入する事としました。
かつて、「サザエさんの秘密」を皮切りに、「○○の秘密」シリーズ本がブレイクしましたが、それを彷彿させます。
最初のカラーページにはモデルとなった豊郷小が紹介されているのですが、コスプレしているレイヤーさんの写真については各自の判断で…
あと、ギターやベースの各部の名称や、それぞれのキャラのテクを紹介していますが、音楽の成績が2以上になった事の無い私にとってはチンプンカンプンでした(苦笑)。
当然、それぞれのキャラの性格についてもコミックやアニメのシーンやそのセリフから解説・分析してあるのですが、面白いのは「○○に彼氏が出来たなら…」とそれぞれのキャラの恋愛感についても分析してある事で、例えば唯の場合…
「そんな唯が恋愛をしたらどうなるのか?
誰にでも分け隔てなく、裏表もなく接する唯。これは彼氏の前でも変わらないだろう。
特別に彼氏を優先するタイプではなさそうなので、友達や憂との約束を優先することもあるだろうが、甘えたい時は素直に甘え、人前だろうと気にせず抱きついてきたり、街中でいきなり大声で「大好き!」と叫んだり、真顔で「私は○○くんのこと、世界イチだぁい好きなんだよ」と言ったりと恥ずかしくなるほど素直な恋愛表現をするだろう。
基本的には甘えん坊で、見ていると思わず世話を焼きたくなるほどのドジっ子なので、何をやるにも裏に魂胆や計算はない。全ては唯の気分次第。その時そうしたかったから彼女は動くのだ。唯の彼氏になる男はそれも十分承知の上で付き合わなくてはならない。唯が全てを素直に受け入れるように、唯を全て受け入れる器の大きさがなければ彼女とは付き合っていけないだろう。
なにせ唯の両親は子供たちを置いて海外へデート旅行するほどラブラブ。それを幼い頃から見ている彼女にとって、素直な愛情表現はごく当たり前である。
唯といつも『好きだよ』と言い合うラブラブな日々…、考えただけでドキドキしてしまう人も多いのではないだろうか?」
などと書かれています。
この作品は女子校という事もあって、男性キャラの登場は少ないですし、部活動に力を入れているという設定になっているので、恋愛の表現に関しては皆無ですが、「恋愛」というものを挙げて、それぞれのキャラ分析も行っているのは興味深い所です。「恋愛について書かないで!!」とか「この作品で恋愛について語るのはナンセンス」などと思う人もいるかもしれませんが、この本の内容はこれで想像の世界でもあるので…
あと、アニメのストーリーについても解説してありますが、それぞれの話の内容のダイジェストになっています。
それから、豊郷小の部室を中心に写真が載せられたコーナーは、一度でも豊郷小に行った事のある人ならば、その時の記憶を引っ張り出しながら楽しむ事が出来ると思います。
「○○の秘密」本みたいに、アニメやコミックの画は掲載されていませんが(恐らく著作権の関係)、色々とこの作品について分析してあるのは興味深いでしょう。
ちなみに同シリーズで「初音ミクの謎」という本も出ています。
Posted at 2011/01/29 20:56:42 | |
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