シルビアや180の復活はないのか?日産が86やスープラに続かないワケ
…という記事を見つけました。
それによると、ノート(特にe-POWER)の好調で、「ノートさえ売れればシルビアはどうでもいい…」的な印象を受けました。
確かにノートにはMTも設定するスポーツモデル「NISMO・S」はありますし、マーチにも同じ様なモデルは設定され、日産のスポーツモデルを求める層がそちらに流れてる感じはあります。
しかし、一方では「IDx」なる、ハコスカや510ブルを思わせるモデルが東京モーターショーに出品され、「日産にもようやく春が訪れたか…」と少し安堵したのですが…
確かに今の日産を見ると、かなり車種を絞り込んでる感じがします。例えば…
ミニバンだと、現在は(OEMのラフェスタハイウェイスターはおいといて)セレナとエルグランドしかありませんが(商用車はNV200バネット、NV350キャラバンもあり)、10数年前にはラフェスタもあったし、プレサージュもありました。一時期はバサラまで…
また、セダンは特にリストラが顕著で、現在はシーマ、フーガ、スカイライン、ティアナ、シルフィだけですが、やはり10数年前に遡るとこれらに加え、セド&グロ、ローレルやセフィーロ、ブルーバードやラティオ(もしくはサニーやパルサー)もあったし、それにフラッグシップとなるプレジデントもありました。
現在、日産のスポーツクーペはZやGT-Rといった高価格帯のクルマばかりで、シルビアという手頃な価格帯のクルマが抜けてしまっています。だからこそシルビア後継となるクルマを投入して欲しいと思いますね。恐らくシルビアを欲しいと思う層は86(トヨタ)に流れてしまっていると思うので…
…なので、シルビアの代替としてマーチやノートのスポーツモデルを用意するのは少し強引すぎるんじゃないでしょうか? マーチはマーチのファンが、ノートはノートのファンがいるし、彼らはシルビアのファンとはまた少し違うでしょうし…
「…だったら86を買えばいいじゃん!!」ともしも日産の幹部が思っているとしたら、ますます日産車離れが進み、シェアも減っていく事になるでしょうね。
Posted at 2016/12/23 14:44:49 | |
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日産車 | 日記