随分さびしいリトル・トーキョー

またロサンゼルス・ダウンタウンの続きです。

ご存じダウンタウン北東部にある日本人街「リトル・トーキョー」です。もう数えられないくらい来てますが、やっぱり来るたびにしぼんで行くのが判ります。２１世紀になってから更に衰退していってある程度活気のあるのはこのシンボルのやぐらのあるメインストリート（ジャパニーズ・ヴィレッジ・プラザ）だけですね。ピークはバブルの頃からはじけた数年後まででしょうか。その頃はこのメインエリアだけでなく西側のオニズカ通りのあるエリア（ウェラーコート）も凄い人出でした。更に南側にあった「ヤオハン・プラザ」も駐車場に入れないぐらいの満員御礼でしたね（ご存じの方は懐かしいでしょう）。ヤオハン・プラザも「ここは日本か！」ってぐらいで、３階建てのモールが日系ショップで埋まってました。ヤオハンの経営破綻後はミツワ・マーケットが入ったのですが急速に錆びれて行って、その後韓国系のスーパーが入りましたが、今はゴーストタウンになってます。昔は良かったな～（って昔のロス知ってる人以外には何を言ってるのか判らないと思いますけど）。

リトル・トーキョーで好きなのは、この北側の古いビル群です。結構まだレストランが入ってて人気ですね（この向かいにミヤコ・ホテルがあります）。でもアメリカの古いビルらしくてお洒落ですね。





こちらがジャパニーズ・ヴィレッジ・プラザ。日曜の昼なんである程度の観光客は来ています。２０世紀は前が見えないぐらいの人波だったんですが。






ウェラー・コート側です。以前はレストランが沢山入っていたのですがもう数える程を残すだけです。まだ救えるのは紀伊国屋書店がまだ頑張っててあるってことぐらい。あとマルカイという日本食スーパーが以前は隅の狭いところだったのが、テナントがいなくなって紀伊国屋の下の広いエリアに移ったことです。



しかし！リトル・トーキョーの南西に広い駐車場（平面）があったところがなんとアパート群になってました。近代的なアパートが沢山建ってますね（しかもまだどんどん建築中）。このエリアは商業としてはさびれてしまいましたが、住宅地で蘇ろうとしてるのでしょうか。というわけで、知っている人以外には何の意味もなさないネタでした。



月曜日、なんだかんだで週末もオフィスだったので曜日感覚がありません。