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2023年11月23日

どこまで大きくなるのか…

どこまで大きくなるのか… 恐竜は死ぬまで成長していたのではないかという識者がいる。また植物も豊富だったことから草食恐竜は、ますます巨大化したとも言われる。さらに巨大な恐竜は肉食恐竜からの狙われにくかったとという。これらの複合的な理由が恐竜の巨大化の原因らしい。

さて、自動車もだんだんと肥大化、巨大化していると言える。国内市場中心に見てみるとクラウンをはじめ多くの車は5ナンバーつまり、横幅が1700㎜を超えてはいなかった。
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ところが現在では5ナンバーの車の車種はぐっと減ってきている。
肥大化した理由は何か。
1つ目は衝突安全対策と言える。側面からあるいは前後からの衝撃を受け止めるにはそれなりの余裕が必要である。
2つ目はそのために増加した重量をカバーするためのユニットのパワーを上げる必要性から排気量を増やし、走行性能を上げる必要がある。
3つ目に現在の装備に必要な装備を増やす必要性から空間の確保しなければならない。つまり、ナビゲーションシステム、パワーウィンドウ…などなど、現在では普通に標準装備になりつつ便利なツールを搭載する関係上、以前とは変わってきたわけだ。
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だからといってメーカーはそれを見過ごしているわけではない。軽量化するための努力もしているはずだ。アルミなどを多用して軽量化や樹脂製のパーツの多用することで全体的な重量の減量をしているわけだ。
しかし、これによって価格が上昇しているのも事実と言える。今や軽自動車は200万円近くになっているし、下手をすると200万を超えるモデルもある。またパーツの耐久性やダウンサイジングもしているとは思うが、それでも肥大化には歯止めが効かなくなりつつある。
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たとえば、SUVなどはまさに典型的な車ではないだろうか。タイヤやボディサイズからしても同クラスの車よりも明らかに肥大化した車種と言える。
また電気自動車に至っては、航続距離を望めば望むほどバッテリーは大きく重くなり、それに耐えるだけのタイヤとボディが必要になるのだ。

何が悪いのか!大きいことはいいことだ。という声もあると思うが、大きくなった分エネルギーの消費は大きいわけで燃費や電気を多く使用するだろう。また重量が重くなれば道路が傷むのが速くなり、その道路の維持のために税金が多く投入されることになる。さらに重量が重い車が増えることで衝突の衝撃が大きくなることからさらに車を丈夫にするためにさらにサイズが大きくなったりコストがかかったりするわけだ。

車というのは趣味性のある商品である。用途や生活によっても各家庭によって考え方も違ってくる。しかし、SUVとしての本来の使用目的で使用されている車はどれだけいるだろうか?多くは都市型SUVが多いはずだ。
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だからといって全て軽自動車にすべきだとは言わない。しかし、周囲に惑わされないような車の選択をすることがこれからの地球にも優しいのではないだろうか。
ブログ一覧 | 自動車産業 | クルマ
Posted at 2023/11/23 11:27:24

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この記事へのコメント

2023年11月23日 12:20
日本車が大きくなったのは、やはり
普通乗用車に対する懲罰的な自動車税の税率が改正されたのと、
自動車物品税の廃止が要因だと思います
昭和の時代の普通乗用車の自動車税は排気量に関係なく81500円~
物品税も小型乗用車の18.5%に対して、
普通乗用車は23%だったのが消費税6%だけになったわけですから
この税制による歯止めがなくなったために、
車体の肥大化に対する一番の問題点がなくなったわけで
しかも、日本仕様とUS仕様の作りわけも不要
更に大きくていいのなら走行性能や
衝突安全性能の向上も楽となれば、
もはやメーカーにニッチな市場で有る日本に合わせた車を作る理由はなくなるわけでして
今後も米、中の2大市場に合わせた車作りは続くはずです
コメントへの返答
2023年11月23日 20:04
きっとその税制も一つの要因でしょうね。それがある意味、大きさについて障壁が無くなった分購入しやすくなったということでしょう。
おっしゃる様に作り分けをせずともステアリングの位置だけかえれば、生産コストも下がるでしょうし、開発も楽になったと思います。
その昔、ベンツの190Eは、日本市場をターゲットにして開発されたと聞いたことがありますが、今やそんなことをせずとも日本人が喜んで大きなサイズを好んで買っていますよね。
そのうち駐車場もとめられる場所も制限されるかもですね。
2023年11月23日 13:33
こんにちは。 人は本能的に大きく強いクルマに憧れがあるのだと思っています。 馬鹿でかいクルマが主流だった米国では、逆に小型化が進んだと言われますし、購買層の年齢や性別や所得水準で、お客さんが選ぶクルマの分布は、その国々で特徴を持つのではないかと思います。
 日本はクルマの耐用年数が昭和の時代の2倍位に長くなり、その分新車購入時の準備金も増える傾向にあり、あまり価格に拘らないで、今までは乗れなかったクルマを選ぶように傾向に変わりつつあるように思います。私のような年齢になると大きなクルマに乗る気は無くなるので、際限なく大きく重くなる傾向は続かないと個人的には思っています。
 でも日本人は見栄っ張りが多いので、買ってしまってしまったと思う人も少なからずいるでしょうね<笑>。
コメントへの返答
2023年11月23日 20:15
こんばんは
その昔「隣の車が小さく見えます」みたいなキャッチフレーズがありましたね。ということはおっしゃる様に日本人は見栄っ張りなところが昔からあったんですね。
北米市場の動向はどうなんでしょう?日本貿易振興機構(JETRO)の調査では小型トラックは頭打ちになっているようで分析結果ではSUVのシェアが過去最高となり車両大型が進んでいるようです。
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/9decc96b9007109c.html
車の購入はやはり今後は物価高の影響からやはり購入には困難になっていきそうな気がします。この大型を進める一つの要因には「KINTO」や「リース」といった車の購入方法の選択肢が広がったこともあるのではないかという気がします。そこまで準備金が少なくとも使用する期間を限定して数年乗った後にはまた新型に乗るような方法があることで、背伸びせずとも高価格帯の車に乗れることも大型化を進めたのかもしれないと個人的には思います。
2023年11月23日 15:08
こんにちは😌 それと、免許所有人口も減りつつありますし、車を所有したいと思ってる人間も減り続けています。安全性やら環境うんぬんもあると思いますけれど、1台あたりの利益率を上げないとメーカーもデーラーもやって行けなくなります。小さくて安い車を売っても儲けが出ない!という事もあると思います😅 電気屋さんでコレが良い!とテレビを買ったは良いものの…配達されてリビングに置くと…「案外デカ過ぎた…😅」みたいな事もあると思います(笑) 狭い道を好んで走って…デカい車同士で…どっちも動かずに…お見合いしてる人達を見るにつけ、「運転技術に見合ったサイズの車に乗れば?」と…思いますね…😌
コメントへの返答
2023年11月23日 20:26
こんばんは
ふと思うのですが、少子化と免許所有人口の減少とは関係するのではないでしょうか?
もちろん、昔からすると車にお金をかけるよりはスマホなどにお金をかける人も増えているのも事実だと思います。
ただ、おっしゃるように装備する様々な環境や安全に対する装備は価格の上昇に関係すると私も思います。したがってメーカーも必然とそれだけのサイズを持った車にして利益を生む車にすればという考えなのだと思います。その典型的な例がSUVなのかもしれません。今後バッテリーの搭載を考えるとこの車高の高さのある車型は他の形に比べればかなり有利です。EVが普及する頃にはほとんどがSUVになるのかもしれません。また、地方によっては都市部に比べると駐車場の広さもあまり考えなくてもいいということもあり得ます。
昨今特に「運転技術に見合ったサイズの車に乗れば?」と思うのは本当にそう思います。駐車場での車の止め方や狭い道で立ち往生していると「そんな車で行くからだ!」とつい思ってしまいますね。
2023年11月25日 7:00
昨今の車のサイズに見慣れてしまい、たまにマークⅡやバブル期のクラウンなんか見かけると、コンパクトカーかと思ってしまいますw

昔はあれでも大きかったと思うのですが…

車幅に関しては、もうこれ以上大きくなると日本では厳しい気がしますね…
路地やら駐車場やら、狭いですから(^_^;)
コメントへの返答
2023年11月25日 7:09
本当最近の車のほとんどが3ナンバーになりつつありますものね。旧車をたまに見かけると自分の感覚のずれに気づきますものね。
やはりインテリアが多少狭目になっている分、あまり意識しなくなっているのかもしれませんね。

今後電気自動車に移行していくとさらに重量が重くなっていくので必ず何かしら影響が出てくると思うんですよね。例えば自宅の駐車場でも駐車場の下に浄化槽を埋めているところは影響が出てきたり、道路の剥がれが増えていくと思うんですよね~。

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