
時間が前後しますが、先週末のお話になります。
2週ぶりに音無湿地と樫原湿原へと行ってきました。
音無湿地の方は標高が低いので朝6時過ぎに自宅をジムニーでスタートして
7時頃から散策を開始しました。
タイトル画像は湿地の手前に駐車したところです。
梅雨明けしてからも湿度が高い日がつづいており、天体撮影していると
夜半過ぎから雲が出てくるように、足元も朝露でかなり濡れています。
こういう時には、水滴をまとったトンボが期待できます。
ジムニーを停めたところから狭い道を下って行く途中で、この日の最初となる
アオモンイトトンボのメスを発見。未成熟の個体でオレンジ色をしています。
さらに下って湿地帯の前に来ると、同じトンボのメスで、お歳を召した個体
がいました。こちらは背中に水滴が。
こちらはアオモンイトトンボのオスです。胴には付いていませんが、葉っぱに
水滴が並んでいます。
次は、アオモンイトトンボにそっくりのアジアイトトンボのオスです。
尾の先の水色の位置が少し違います。
オオシオカラトンボのオスです。
朝陽を浴びるクロイトトンボのオスです。
そして最後に、ジムニーを停めた近くで見かけたマユタテアカネのオスです。
もう赤くなったアカネが出てきました。少し早いような。
この後、樫原湿原まで移動です。
こちらの方は標高600mほどで日陰だと風が心地よく快適です。
湿原に向かう前に、駐車場近くの林道に寄って、先週天山でも見かけたヤマホトトギスを。
湿原の入口の手前では、秋の七草の1つキキョウが満開です。
湿原の中にはサワギキョウが咲いています。
夏らしくユリ科の花も。コバギボウシ。
同じくユウスゲ。
秋口に足元で咲くナンバンギセル。
朝露が付いたサギソウ。
今年は数が少ないと思っていたら、まだ蕾もあって見られる期間が長くなりそうです。
同じくランの仲間のミズトンボ。
こちらは本物のトンボです。今年は全体的に個体数が少なく、今年の暖冬で雪が積もらず、春先まで水が少ないことが
影響しているのではないか考えています。
準絶滅危惧種のベニイトトンボ。
まだ数が多かったキイトトンボのメス。
こちらは色が鮮やかなオス。
ここでもアカネが増えてきました。まだ赤くなる前のヒメアカネ。
おそらくこれが今シーズン最後と思われるハッチョウトンボのオス。
暑い時に取る「オベリスク姿勢」を見せてくれました。
オミナエシの花が増えていて、少し早いですがあの昆虫が見られそうです。
次回は、その昆虫を見ることを楽しみに出かけようと思います。
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Posted at
2020/08/23 18:09:26