
ロータスエスプリのミニカーはフロントバンパーの形状違いに目が行きますが、リヤバンパーもかなり違っていました。
V8モデルはバンパー下が繰り抜かれて小ぶりなフィンがその下にあって、左右二本出しのマフラーエンドですが、ターボSEは下まで回り込んだバンパー一体の開口部からマフラーエンドが片方に出ている形です。
フロントと違い、リヤ周りはボディと一体の金属製なので、下の囲み部分だけをパテで作っても強度不足ですぐ壊れそうなので、シャシの固定部分を大胆に切り取り、空いた内側スペースにパテを盛ってプラバンのベース部分を固定。

これを足掛かりにフィン形状を作り込んで両脇とスムーズに繋げる作戦です。
文字で書くと何てことないですが、実際は元の形状がマッチせずリューターで金属部を削り、反り返った部分を除去したり、両端の開口部の隅を削り込んで広げたりと、それっぽさを出すのはフロントより苦戦したかもしれません。
また動画でもあまり触れていないリヤエンドとリヤスポイラーに関しては、V8モデルに付いていたパーツを削り込んで再利用している関係でちょっと形が甘いのですが、それぞれターボSE風に見えるような形状に加工。

樹脂パーツはABS樹脂みたいでプラモ用の接着剤が効かず、瞬間接着剤だと後から白化しそうで嫌だったので、UVレジンを活用して組付けてました。
元々のテールランプの塗り分けが薄かったので色を足し、ハチロクテールっぽい奥行き感とバックランプのハの字感も最初よりアップさせています。
マフラーは片方はカット。取り付ける出口も一旦カットし、収まりがいい形に仕込んだうえでUVレジンで固定していますが、実はパイプは繋がってなくて、内側のそれっぽい位置に出口に繋がるパイプを接着して成り立っています。
Posted at 2025/01/15 23:46:09 | |
トラックバック(0) |
模型_______________ | 趣味