くろネコのブログ一覧

YouTubeに動画を投稿して最初の二日間くらいはアクセスが伸びるのですが、そこを過ぎるとパッタリ止まってフィーバー状態が終わってしまいます。

今回は完成写真の所に回転テーブルに乗せて動いている動画パートを入れていなかったので、ショート動画の形でテコ入れも含めて作ってみました。

そもそもこのシーン自体撮影していなかったので、新たに撮影したシーンになります。

表面の光沢感は、反射した光の動きで感じる奥行きや透明感のような、止まった写真よりも動いた映像の方がより伝わりやすいものがあるので、「動画なんか見ないよ」と言う方も、わずか一分なのでご覧になっていただきたいです。

写真は今回のレガシィＢ４プラモ動画の最後の方で登場したセリカのプラモデルです。
セリカ登場時に一度製作し、その後自分で所有するようになってからもう一度新たに作り直した２台目で、２０年前くらいに製作した物です。

目立った改造はそう多くなく、屋根を切って他車種の余りパーツでサンルーフを再現し、何かの余りパーツでフォグランプを再現したくらいですが、ボディの仕上げにはこだわって、その時出来得る全てを注ぎ込んだ一台でした。

レガシィＢ４のプラモデルも同じ頃に一台製作していましたが、今回は今現在出来る全てを投じた入魂の一台。
その間にそう何台も作っていませんが、並べてみれば明らかに違うクオリティ差も感じつつ、同じテイストも感じられる２台です。
このシーンは以前は当たり前に自宅ガレージで見られた光景でしたが、セリカが入院している今は見ることが出来ないシーンになっています。

自分仕様に作ったレガシィB4のプラモデルは、塗装が始まるまでが長かったけど、その間に内装もシャーシも作り終えていたこともあって、クリアー塗装完了後から完成まではあっという間でした。

ワイパーなどの細かなパーツを取り付け、エンブレム類のデカールを貼り、ケースに芝生マットを敷いて完成です。

完成後、照明や背景を工夫しながら実車っぽく見える写真を撮りましたが、自分で作っておいて、一つのショットを決めるたびにニヤニヤしてしまうほどでした。

レガシィB4のプラモデルはラストスパート。

今回はテールランプのレンズの塗り分けです。
LEGACYロゴが大きすぎることや、縦方向にちょっと足りない感じがしますが、透明にしなければならない部分の塗り分けはけっこう大変。

最初は内側をタミヤのアクリル系で塗り始めましたが、色が薄くてそれっぽさが全く出ないので、外側はタミヤのエナメル系に切り替えました。

こちらの塗料は暗めの赤に仕上がるのと、エナメル系ならではの修正のやりやすさがメリットになります。

ウレタンクリアー塗装後は硬化するまでのインターバルを開けてから次の工程へ。

これまでの道のりを思えば、もうここまで来たら完成したようなものですが、ここから先のクオリティが最終的な出来栄えを左右するポイントでもあるので手は抜けません。

他の方のプラモ製作の様子を見ていると、窓枠塗装は皆さん頑張ってマスキングしてエアブラシで仕上げているようですが、はたしてそこまでするほどなんでしょうか？
マスキングすること自体がリスキーだし、ラッカーの染み込みやマスキングの際の仕上がりなどを考えると、何度でも手直しが効くエナメル系塗料で筆塗りの方がやりやすいです。

今回は、単純につや消しや半艶の黒ではなく、黒に近いグレーで窓枠を塗りました。
実車を見てるとわかるのですが、この手のゴムパーツや樹脂パーツって真っ黒じゃないんです。
パーツ一つ一つが持つ個性と言うか表情と言うか、そういう要素も引き出しながら全体のバランスをまとめています。