
この夏の大プロジェクトだった
レガシィB4足回りリフレッシュを終え、気持ちの良い走りを楽しんでみました。
外観上はそれほど大きく変わってはいないようですが、ピリッとスパイスの効いた、どこか違う雰囲気が出てきた気がします。

ちょうどこのレガシィが手元にやって来た頃に、PC上で合成加工して
シャコタン仕様にしてみた写真がありました。 →
その時の場所に行って、同じような写真をパチリ。
7年も経ち、背景にある木々が大きくなっています。
見比べるとそのまま狙い通りのスタイリングに仕上っているようです。

そして肝心の走りの方は?
スバラシイの一言です。
ブレーキペダルに足を乗せ、思ったよりブレーキが効かなくて強めにペダルを踏み込むと、ややつんのめったように姿勢を崩していたフィーイングから、ペダルの操作にリニアに制動力が立ち上がり、クルマ全体が沈み込むかのようにスゥっと安定する挙動。
ステアリングを切り込んで横Gが起こり、ロールが始まり、ロールが収束するまでの間、何だか上体がぐらつくような不安感があったものが、そういった不安定感は全くなくピタリと路面を捉え続け、その間も路面のアンジュレーションに乱されることなく、スムーズにすべてを吸収出来る逞しさと柔軟さ。

ブレーキングからステアリングを切り込む一連の操作を見ても、どこかそれぞれの操作がチグハグでひとつの流れに繋がりにくいもどかしさがあったのですが、今度のセッティングは操作がスムーズに繋がる感じです。
アンダーステアは全く感じさせず、かといってオーバーステアが出そうな危なっかしさは皆無。

不安なくしっかり減速するブレーキと、すべてを柔軟に受け止めるボディとサスペンション。
ステアリングを切れば切っただけ曲がっていくような素直なハンドリングで、ドライバーとの意思疎通も自ずと高まり、これまでにない一体感や信頼感が得られました。
ちょっとクセの残るセリカを手なずけて走らせるのとはまた違う、セリカでは味わえない走りの世界がこのレガシィには存在します。
Posted at 2012/08/04 20:50:56 | |
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