ショックの仕様変更&O/Hを経て、サスセッティングがバッチリ決まったと言う90さんプレオの試乗会。
小さなクネクネコースの頂上でかじゅんさんたちと合流した後、まずは腹ごしらえに山の中の蕎麦屋さんへ。
古い日本家屋を使った趣きタップリの店内で手打ち蕎麦を頂きました。
その後、どうにも暑いので標高の高いところへ移動。
鳥海ブルーラインの大平山荘へ向かいます。
道中はプレオの後ろに付いていて、そのコーナリング姿勢をチェック。
動きは非常に安定していて、グラグラした感じは一切無し。
それどころか、路面のデコボコを越えていっても全くボディは揺れることなく、タイヤだけがボディの下でストンストンと確実なストロークを刻んでいる様子。
その後少し運転させて頂きましたが、外から見ているほど全く揺れないと言うわけではなく、それなりに路面状況を伝えてきます。
でもそれは硬いバネで脚をガチガチに押さえつけるのではなく、車重にマッチしたバネレートで車体を支え、ヘンな抵抗で蹴り返すことなく衝撃を吸収し、何事も無かったかのように全てを収束させるような動き。
こういうのが良く動く脚って言うのだろうな。
ロールも適度にしているけど、特にそれを意識することの無いナチュラルな動きだから、量が大き過ぎて恐怖感を感じたり、動き過ぎて揺り戻してコントロールできないなんてことが起きず、安心してコーナリングが出来る印象でした。
味付けの方向性は純正的な「無」でありながらも、楽しませるところは楽しませ、確実な手応えと安心感を併せ持つ、レベルの高い走りの質を持たせたもの。
求めている乗り味の方向性が似ているから、「あー分かるなこの感じ」と気持ちがシンクロしやすいのもあるかもしれません。
Posted at 2018/07/15 22:08:46 | |
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