
ハンドリングを語れるほどの運転も出来ませんでしたが、今日乗った中での精一杯の感想を・・・
エンジンフィールに関しては、アクセルを深く踏み込むシーンが無かったので、その実力の入口しか見ることが出来ませんでした。
ハーフスロットルで4000rpmまでしか試していません。
ボディの重さは全く感じさせない動きを見せるので、トルクも相当な実力なんだろうなぁ・・・と想像しておきます。
交差点でハンドルを切ると、フロントとリアのタイヤはためらいなく旋回を開始。
ヨーセンターが定まっていて、初めて乗ったのに予想しやすい動きです。
フットワークは「クイック」というよりも「シャープ」な感じ。
予想外の動きはせず、自分の気持ち次第でその刃物の「切れ味」はコントロール出来ます。切れないカッターでムリに切るより、良く切れる刃の方が楽に安全に作業できるのに似ています。
真新しいからでしょうか、聞いていたほど乗り味は柔らかくなく、かなりガッチリしています。
適度に速度の乗ったところで、ちょっと強めにブレーキングさせてもらうと、こちらも自分の意志次第の確実で強力なストッピングパワーが引き出せます。
段差でゴツゴツ感じていたよりも、ノーズダイブは大きめでしたが、リアの接地感が抜けるような不安はなく、路面を捕らえたいい姿勢で減速してくれます。
リアブレーキの制動は、予想したより強くなく、安定志向のようでした。
あとから聞いてみると、スピンしにくいようなモードが入っていたそうで、ひょっとするとそのあたりの挙動制御も効いていたのかも???(←これは不明)
セリカのノーマル状態と比較するのは酷ですが、日常域では(あえて?)もたつき感を残したセリカとは全く違ったキャラクターです。
理想を求めて車高調を装着したセリカとなら、似た印象で比較が出来そうです。
BE5レガシィB4と比較すると、年代や熟成の進み方の差でしょうか、B4の方がハンドリングのクイック感が軽薄に感じられてしまいます。
インプSTIの方が、より奥深く感じられます。
実際のボディより遙かに重い物を支えられるはずの、245/40R18という幅広く大きいタイヤ。
それを履きこなすシャーシ性能・しっかりしたボディが、車体の重さを感じさせないハンドリングを見せてくれているのでしょうね。
さて、試乗が終わり、自分のセリカに戻ります。
ガッカリするようなポイントなんてありません。
意志にシンクロしたハンドリング、ブレーキ、エンジンレスポンス。
確かにインプレッサは興味深いハンドリングを隠し持ってはいるようですが、このセリカを捨ててまで乗り換えたいとは思いませんでした。
まだまだコイツと走っていきますよ。
Posted at 2007/11/02 20:19:14 | |
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