
カメラが好きな会社の後輩が、また新しいカメラを買ったようなので、休み時間に触らせてもらいました。
今度のカメラはオリンパスの最新機種OM-D E-M1。
MF時代のフィルムカメラを思わせるスタイルに、最新のデジタル技術を詰め込んだようなミラーレス機です。
ミラーが無いので、一眼レフカメラのように光学ファインダーの光を楽しむことが出来ませんが、代わりにEVF(電子ビューファインダー)を備えています。
以前触らせてもらったオリンパスPEN E-P3に取り付けた外付けEVFや、その後他メーカーから出たミラーレス機のEVFの絵を見る限り、やはり光学ファインダーのような自然な見心地はなく、妙にギラギラしたドギツイ絵なのが気に入りませんでした。
エプソン製の高精細液晶を搭載したという今度のE-M1はどんなんだろう?
あまり期待せずに覗き込んだら、意外にもけっこう普通の見心地にびっくりです。
シャドー部が少し白っぽいところにバックライトの存在を感じてしまいますが、逆にそれが光学ファインダーのマットスクリーンを見ているような印象にも感じられてきます。
絞り値など各種設定を変えながら見ようとすると、それらのパラメーターが遠慮なく視界上にジャンジャン重なってくるのが鬱陶しいですが、描画遅延もほとんどなく、これならMFでのピント合わせもけっこう楽しめそうです。
ただ、高速連写で被写体を追いかけるようなシーンでは、パタパタとコマ送りになってしまう見え方に違和感をぬぐえません。そこは撮影とファインダー用の映像を同じセンサーで捉えている都合上どうにも仕方が無いところでしょう。
キットレンズのM.ZUIKO12-40mmF2.8PROもかなりの実力を持っているようだし、素早いAFでサクサク撮るだけでなく、時にMFでピントを追い込んだりしながらジックリと撮る向きにも満足の行く機材になるのではないでしょうか。
小型・軽量で防塵・防滴、高いシャープネスでありながら、ボケも活かせる明るいF値。
このカメラは優れた光学性能を持っていますが、お値段も高額なようで・・・・
けっこうするのねコレ(汗)
Posted at 2013/11/17 00:58:17 | |
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