くろネコのブログ一覧

「など」に反応してはいけません。

ビノホルダー以外にも、いくつかのカメラ用品を買ってみました。
長穴付きで複数のカメラやストロボを固定するためのステーの他、小型の自由雲台とカメラ用三脚規格の止めネジをオスメスです。

以前から持っているステーと組み合わせ、ビノホルダーに付けた双眼鏡に、カメラをセットするための仕掛けです。

メインのステーが想像より弱くて強度不足感がありますが、位置合わせは何とかなるようです。
写真の組み合わせはEOSM3をセットしてありますが、コンデジのほうが組合せとしては良好のようです。

試しに窓の外から近所の街灯を撮ってみました。
残念ながら、夜間に強い光と暗闇の厳しい組み合わせです。
色のにじみが出ていてカメラ用レンズには劣るみたいですが、一応それなりに撮影は出来そうです。




コンデジのズームを効かせて大きく撮ると、思っていた以上に解像度があるみたいで、電信柱の棒に刻まれた滑り止め模様が写っていました。

準備が面倒でピント合わせがかなりシビアですが、手元にある写真用レンズでは撮れないような写真がもしかしたら撮れる？かもしれません。

光学系も外装もキレイに仕上がったジャンクの双眼鏡。

手持ちでも十分使えますが、三脚に固定したらもっと安定した視野が得られそうです。
三脚固定用のアームは各社から出ていますが、カメラネジの規格は同じ。ビクセンのプラスチック製よりケンコーの金属製の方がむしろ安かったのでケンコー製にしました。

双眼鏡の中央の軸にキャップが付いていて、キャップを外すとカメラネジが現れます。
このネジ部分の色を見ると、「あぁ新しくはないんだな」と実感します。

購入したビノホルダーをここに取り付け、三脚の雲台に固定すれば準備OK！





この取り付け例は三脚が小さ過ぎますが、取り付けイメージです。
丈夫な三脚にしっかりと固定すれば、手ブレのない鮮明な見心地が得られます。

単純に三脚固定するだけでなく、星を見る時はポータブル赤道儀のポラリエに載せたり、鳥を見るなら一脚でサポートするように使ったりと、見る物に応じた使い方の幅が広がりそうです。

カビ有りジャンクの双眼鏡は、レンズの清掃で見違えるように・・・・
と行きたい所ですが、外装もカビっぽくて、黒い皮シボ模様も白っぽくなっていました。

このまま触っているのはイヤなので、すぐにウエットティッシュで全体を拭いて、汚れ落としと除菌はしましたが、乾いてみるとまた白っぽくなってしまいます。

たいていは汚れが残っていると乾いたときに白っぽくなるものですが、マジックリンなどでブラッシングしても汚れた色の泡は出なくなったので、汚れ自体は落とせたようです。

乾くと白くなるので、保湿？してやれば黒さが保てます。
でも本革っぽくないのでミンクオイルもちょっと違うかな？
手が触れる部分なので、手に優しい保護成分がいいな？

などと考えていたら、目に留まったのはハンドクリーム。

極少量を取り、歯ブラシでシボ模様の底まで届くよう馴染ませ、出来る限り広い範囲に塗り広げていきました。

この作戦が大成功。
シリコン系の艶出し剤とは違い、妙にツルッと滑ったりすることもなく、素材本来の風合いも保ったまま黒く精悍な表情も引き出せました。

約４５年前くらいのものと思われる双眼鏡は、カビ・汚れ有りのジャンク品でした。

特にカビが酷かったのが、対物レンズの内側です。
レンズ清掃のために分解開始！


でもちょっと待った！！
ここには微妙な光軸調整用の偏芯リングが組み込まれていて、デタラメに組むと左右の像が重ならなくなってしまうのです。

実はかなり以前に双眼鏡を分解して失敗したことがありました。
今回はそのことを思い出したので、調整用のリングに刻まれた溝とレンズ位置にマーキングをしてから分解しました。

左右の部品が入れ替わったりしてはいけないので、片方ずつバラしました。
カビ汚れはアルコールだけではうまく落とせなかったのでマジックリンも併用。
洗剤分は水系のクリーニング液で拭き取り、最後にアルコール系で仕上げ。

その甲斐あって、カビもクモリもスッキリと落ち、クリアなレンズに仕上がりました。
中のプリズムは分解せず、見えている面を清掃して終了。

それこそ、プリズムまで分解するとキッチリと調整するのが非常に難しくなるのはすでに経験済みです。
あの時バラした双眼鏡はどこに行ったかなぁ？？？

冬はフロントガラスがよく汚れるのに、ガラス上の水分が不足しているので、ワイパーを動かすのにウォッシャー液に頼る頻度が多くなります。

不凍効果を最も高めたい時期でもあるので、寒冷仕様のウォッシャー液を原液補充します。

レガシィのウォッシャータンクは見た目以上に大容量のようで、これ一本でR2と分け合って余裕で足りるかと目論んでいたらぜんぜん足りませんでした。


前回の残りが0.8Lくらい残っていたのでそれを補充し、この冬は乗り切れそうな液量を確保。
春になったら水道水の補充でちょうどいいかな？