![やっぱり、売り方が上手いですよね、トヨタ やっぱり、売り方が上手いですよね、トヨタ](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/374/625/47374625/p1m.jpg?ct=e83e7f6d3b40)
画像は1G-GTEU、国産初のツインターボですね(しみじみ~)。
フライング気味のネタですが、コイツは1985(昭和60)年の登場でしたね。
来年、登場40年になるGX71・マークⅡ3兄弟の隠し玉でしたね、前期の途中で追加されました。
MX71のクレスタの画像でお話ししましたが、
先代・この代のベストチョイスは、古いM-TEUの直6OHCターボ。
AT設定しかなかったけど、グランデ・アバンテ・スーパールーセントをジェントルに乗るには、コレが一番楽ちんでした。
で、トヨタらしく退役間近エンジンをうまく売りさばいた後、パワーを追い求める日産に対して、カウンターパンチとなったのが1G-GTEU・ツインターボです。
80年代のパワーウォーズ後半戦は、またトヨタが火蓋を切りますね。
「GTツインターボ」って呼んだんですよね。
決して「グランデ等ツインターボ」とはやらなかった。
なぜか ・・・ コイツはネット185馬力です。
グロスだと210馬力超えかな、これなら「GT」だよね。
セブンススカイラインのところでお話ししましたが、混迷の「ネット」と「グロス」混在期です。
同時期の発表となった、セブンススカイライン4枚は「グロス」表示でした。
最強のRB20DET(ツインカム24バルブターボ)は、今までの流れからして、ターボCのグロス205馬力を超えるグロス210馬力にせんとね。
かたや、マークⅡ3兄弟の追加モデル、「GTツインターボ」は「ネット」185馬力で登場しました。
新しいスカイライン(セブンスね)が、当初、ずっこけた(RB20DETが吠えない)のに対し、3兄弟GTツインターボ(1G-GTEU)は吠えたんですよね。
しかも、トヨタカタログは、ツインカム24(1G-GEU)は、「グロス160馬力(「ネット」表示だと140ぐらいかな)」よりは、
GTツインターボは、「ネット」表示でも「185馬力」と上回ってた。
セブンススカイラインが、2ドアクーペあたりでネット180馬力となっても、カタログ数値で言うと「ダウンじゃん」って見えてしまう。
ましてや、スポーツチューンの「GTS-R」で、「ネット210馬力」。
セブンス4枚の「グロス210馬力」とややこしくなってしまう。
乗れば分かるんですがね(あはは)、違いが(どはは)。
次の代では、すべて「ネット」表示で、すっきりするんですが ・・・
それまでは、なんか悶々としましたね。
日産が独りで頑張った(って御大が言ってましたね)パワー競争もいったんリセットみたいになりましたね。
日産はずいぶん損しましたよね、馬力表示で。
この馬力表示のこと、トヨタは知ってたのかな? 曖昧。
うま~くやってますよね。
「230馬力」でもそうですよね、3リッターGTターボで。
この悶々は ・・・ 80年代ラストのZ32とR32で払拭されるワケです。
それまでは、トヨタ商法の圧勝でしたね(しみじみと遠くを見る)。
思えば、24バルブも、ツインカムターボも、ツインターボも、トヨタが先でしたね。
この時のトヨタは、本当に凄かったなぁ(遠い目)。
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Posted at
2023/11/29 00:00:29