前回は時期が早かったのか、気温が低かったのか舞っているホタル数が
少なくて、写真が今ひとつでした。
第3回は5月30日の日曜に同じ場所へと行ってきました。
タイトル画像はその場所です。
この日は月の出が23:30頃と、ちょうどホタルのアクティビティが落ちる
時間帯に月が昇るので、暗闇での撮影ができます。
今回も持ち出した機材いはフルサイズのデジイチ3台に、Fマウントの
レンズとしてシグマの35mm F1.4、Milvus 50mm F1.4、そしてAF-S
85mm F1.8Gといった単焦点に、所持するZマウントのズームレンズ2本です。
前述のように月明かりがないし、晴れて星が見えているので、思いっきり広角で星とホタルのコラボ写真を狙います。
使ったのはZ 6IIに14-24mm F2.8の14mm開放で北極星を端に入れて、田植えが済んだばかりの水田に写るホタルの
光まで入れる構図です。
日周運動がしっかり見えるように1時間半近くの露光時間です。
去年は星のリフレクションまで入れようと縦構図にしたのですが、ホタルの光がちょっと少なく感じたので、今回は
横構図で星の光は直接光だけにしました。
これまで撮影したホタルと星のコラボ写真ではベストかなと思います。
上の水田の近くの神社の鳥居の前に85mmを低く、50mmを高い位置から俯瞰する構図にしてヒメボタルを撮ります。
まずは85mm。大きなボケを狙ったのですが、中々良い具合に飛んできてくれませんでした。
そして高い位置からの50mm。
時間が経過してヒメボタルの数が増えてきたので、50mmを35mmに入れ替えました。
ゲンジボタルを撮ったZ 6IIの方は、広角ズームレンズを標準ズームの35mmにして、少し離れた場所の林の中で
低く設置して放置しておきました。
この日は23時を過ぎるとジャケットを着ている人間でも寒く感じるほどで、あれだけたくさん舞っていたゲンジボタル
でさえ、葉っぱに留まってじっとするようになりましたので、23:30で撤収しました。
今年は例年より10日くらい早いピークになりました。
実は今週の火曜日も出動したのですが、そちらはまだ処理が終わっていないので、仕上がりましたらご紹介します。
そちらはあまり期待しないでください。
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Posted at
2021/06/04 21:11:10