
この週末はサイクリングのブログで書いたように気温が高めでした。
Z 6IIが来てから2度目の週末で、土曜午後と日曜午前に平野部の紅葉を
見て回りました。小まめに移動するし、暖かいので足はLEADです。
ザックにZ 6IIと、24-70mm F2.8に加えて先週入手した14-24mm F2.8の
Zマウントレンズに、FTZアダプタを付けたFマウントの70-200mm F2.8Eを
入れての出動です。
14-24mmレンズが来てから晴れた夜に自宅で三脚固定で星を撮ったのですが、
周辺のサジタル・フレアの少なさに驚きました。
これは収差の一種で、画像周辺で星が円周方向に鳥が羽を広げたように
星像が伸びる現象で、広角レンズほど顕著になります。
Fマウントの20mm F1.8GではF4まで絞って解消しますが、この新レンズ、
14mmも24mmでも開放でフレアが出ないのです。
いやー、こんなレンズ初めて見ました。他のメーカーのレンズは試したことがありませんが、最近の大口径マウント用は
こんな凄いレンズばかりなのでしょうか。
さて、本題に戻って、まず土曜午後は近場の多久聖廟周辺へ。
先週も寄った若宮八幡宮にバイクを置いて、そのお隣の西渓公園と2箇所を散策します。
まず14-24mmを試します。等倍で見ても周辺まで流れずにキッチリ解像しています。
将来の多画素センサーでも十分耐えられそうですし、コントラストも良い感じです。
小さな神社の社の横を通って、お隣の西渓公園へ。
かなりの人出で、人を入れずに撮るのに難儀します。
まだ緑色の葉も残っていますが、今が見頃ですね。
バイクの所まで戻って、少し東にある多久聖廟まで移動します。
駐車場も車が結構停まっていて、少し奥にLEADを置いて歩きます。
山の麓にある聖廟です。
そこから坂を少し登ると、昔の学校跡、現在は研修施設になっている東原庠舎(とうげんしょうしゃ)があります。
庭の奥から門の方を振り返ります。
この気温のせいで狂い咲きしたのか、門の外ではツツジが咲いていました。
バイクを停めてある駐車場のすぐ先には、二千年蓮の池がある聖光寺があります。
外から見ると、そのお寺の境内から1本のイチョウの木が伸びていました。
蓮池の先には、夏にグンバイトンボを撮りに来た川が流れていて、川に沿ってモミジが植えられています。
狭い区域に紅葉のスポットが集まっていて、短時間で堪能できました。
さて、日曜の午前中は有田町へと出動しました。
先週は街中に入る前から伊万里方面に向かって黒髪山の東側にある乳待坊に行ったのでした。
まず向かったのは陶山神社です。
参道が踏切を渡ります。14mmの逆光テスト。
石段を登って陶器の鳥居をくぐります。
この日はちょうど七五三で、帰るときは詣でに来た家族と入れ違いでした。
境内を14mmで。
この後は北上して有田ダムを回って竜門ダムへ。その奥が竜門峡で、黒髪山の登山口になっていて、登山客で駐車場は
一杯でした。最初の橋を渡るところで。
駐車場横のイチョウも良い色でした。青空を背景に、黄、赤、緑が艶やかです。
ここで折り返して帰路に着きます。その途中で9月下旬にサイクリングで訪れた泉山によります。
まずは大イチョウの場所へ。14mmだと余裕で全体が収まります。
少し移動して磁石場へ。例年、今の時期は磁石場へ通ずる道の門が開放され、夜はライトアップされるのですが、
今年は閉鎖されたままでした。鉄の門の上から通路を。
9月にも撮った磁石場です。ちらほらと紅葉が見えます。
その近くに有田焼参考館前という有田焼の資料館があり、その前の紅葉が綺麗だったので、1枚。
有田はこれが最後で帰りに1箇所寄り道しました。
有田を通って佐世保に通ずる国道35号は、武雄市で長崎に向かう34号と合流します。その武雄にある
楼門で有名な温泉のすぐ近くにある禅寺の紅葉がお目当てです。
タイトル画像はその駐車場の前で撮ったものですが、やはりここも一般参拝中止だそうで中に入られません。
正面の杉並木。
外からそーっと。
半日でしたが3つの市と町で紅葉を堪能しました。
発売日に購入したZ 6IIですが既に1000枚を超えました。
思ったより電池のもちが良くて、予備を1つ持ち歩いていますが、1日300枚程度なら目盛り1つ消えるくらいです。
そのうち冬の星座でも撮ろうと思います。
Posted at 2020/11/16 20:24:12 | |
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