日曜(12日)は、前回のブログにあるように、朝から多久に紅葉を見に行きました。
午後から少し時間ができたし、暖かくなったので、樫原湿原まで出かけました。
前回が10月9日で、その後の長雨と台風で、行く機会がなく、ほぼ1月ぶりに
なります。
秋の花もそろそろ終わり、まだ見ていなかったリンドウの花を期待して。
タイトル画像は、駐車場から歩いて行く途中で見かけたススキです。
家を出る前は暖かいと思ったのですが、さすがに標高600mくらいなので、
風は冷たく感じます。入口の前にある池の中の、カワセミが来る止まり木を
見ましたが、この日も残念ながらあの青い羽を見ることはできませんでした。
「守る会」の方の話では、池に雷魚がいてカワセミの餌となる魚が居なくなった
とのことでした。雷魚の駆除を考えようかとの話もありました。
まずは、前回咲いていたウメバチソウを。2輪だけ残っていました。
湿原の木道を歩いていると、トンボが停まったので300mmで寄ってみます。
前回も見かけたキトンボでした。
もう1匹小型の茶色のトンボが近くにいました。こちらはヒメアカネのメスです。
木道を歩いていると、アケボノソウが少しだけ残っていました。
5枚の花弁のそれぞれに小さな黄色の蜜線がついていいて、前回は丸く盛り上がっていましたが、この写真のようにアリに
吸われたのかしぼんでいます。
この日最も多かったリンドウです。
台風の影響か、倒れたものや立ち枯れしたリンドウが多く見られました。
一番奥の池の近くに、一輪だけウツボグサの花が残っていました。
この他に見かけたのはキク科の花でコウゾリナです。
気温が下がってきたので、トンボは日陰では見かけず、湿原を外れて日当たりの良い森の南側に移動しました。
そこでは多数のヒメアカネ(オス)が飛んでいました。
もう1種類見かけたのは、オオアオイトトンボ(メス)でした。
リンドウが終わると、湿原に咲く花は無くなるそうです。入口の横に木道の材料が積まれていて12月に工事が始まるとのこと。
越冬するトンボもいますが、ここでは見たことがないので、次に来るのは春になるでしょう。
今年も、色々な野草やトンボで楽しませてもらいました。感謝です。
Posted at 2017/11/15 18:05:52 | |
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