
今日の午前中、有田まで紅葉を見に行って来ました。
今の時期、県内の何箇所かで紅葉の見頃を迎え、ちょっとしたお祭りが
催されています。有田町でも「秋の有田陶磁器まつり」が開催されていて、
GWの陶器市ほどではありませんが、いつもより多い人出になります。
昼までに帰って来たかったのと、駐車場に困らないようLEADで行きました。
朝8時頃にスタートしたときは結構寒くて、ハンドカバーなど冬の装備でした。
まずは、有田の街をバイパスして竜門峡へ向かいます。
ダムの奥に黒髪山への登山口があり、広い駐車場が整備されていて、
そこにバイクを停めて近場を散策します。
黒髪山を源流とする小さな川を覆うモミジは殆ど散っていました。
登山道に入ってすぐのところに大きなイチョウの木もありますが、そちらも寂しいくらいに葉がありません。
その登山道にあった1本の紅葉だけが、割と葉を残していました。
時期が遅かったのか台風の影響なのか、これまで来た中で最も紅葉が少ない竜門峡でした。
次は有田の街に戻って、陶山(すえやま)神社へ行きます。
神事が催されていたようで、駐車場が満杯でした。LEADを一番手前の車半分ほどのスペースに置いて参道を歩きます。
参道の最初はこの階段で、すぐに踏切があります。
階段を登ると...
突き当たりの階段を登ります。あちこちに有田焼が置かれています。
鳥居ももちろん有田焼。
狭い境内には陶柱や壺が置かれています。
石の狛犬もありますが、有田焼も。土台から凝っています。
裏山にモミジの木があるのですが、こちらもパッとしなかったので、次に移動します。
陶器市で賑わう街のメインストリートを外れて泉山に向かいます。
大イチョウがある弁財天に寄ります。この辺りは、古い街並みが残っていて、陶器を焼く釜の廃材で造られるトンバイ塀が
見られます。
大イチョウの木は境内の端に立っても24mmでは収まらず、ここで20mmを使いました。
これまで見て来た紅葉はパッとしなかったのですが、ここのイチョウは見頃でした。
奥にある弁財天の社の近くにあった小さなモミジは良い感じの色でした。
この後は、近くの磁石場へ向かいます。ここは有田焼が始まった時に陶器の材料が採取されていた場所で、秋のお祭りの期間
は、普段は入れない奥の方まで行くことが出来ます。
他国からの団体客が採石場の中の方まで入れ替わりやって来ていました。
夜はライトアップされる磁石場への通路も、この時期だけ通ることができます。今年は紅葉が少なめで寂しいですね。
その通路とは別の場所で綺麗だった紅葉を。
その近くに陶器を展示、販売しているところがあって覗いてみると、先ほどの採石場で取れた材料で昔ながらの製法を再現して
造られた陶器が展示されていました。
こちらは売り物のようですが、ちょっとお値段が...。
最後は有田の街をずっと外れて、初めに訪れた竜門峡から黒髪山を挟んで反対側の登山口へ。
この辺りは乳待坊(ちまちぼう)という修験道の行場があった場所で、現在は整備された公園になっています。
桜の名所でもあり、黒髪山の造山運動で出来た様々な岩が造る風景も楽しめます。
公園の入り口あたりでバイクを停めて。この辺りが最も紅葉が綺麗でした。
道路の終点から少し歩くと立派な展望台があり、そこから黒髪山系が見渡せます。
手前の高い岩が雄岩、左の少し低いのが雌岩、さらに左の山が黒髪山です。
パノラマで。
岩場に見える紅葉を望遠ズームで。
大イチョウ以外は例年より散るのが早かったのかパッとしない紅葉でした。
今月も残すところ1週間になり、紅葉はもう終わりでしょうね。
Posted at 2017/11/23 19:23:03 | |
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