
日曜(7月30日)の夜、久しぶりに星撮りに行って来ました。
梅雨明けのクリアな星空を期待する日々が続いていたものの、
湿度が高く山に雲がかかる夜ばかりで出動できずにいましたが、
山の稜線が見えていたので20時過ぎから出かけました。
前回は梅雨の最中で、途中で夜露で機材がビショ濡れになったので、
今回も長短2本の屈折鏡にしました。
下弦の月だった前回から2週間後になるので、ほぼ上弦の月になります。
夜半少し前に月が沈むので、それまでは月や土星でも撮ろうかと。
現地に到着した時は、風が弱かったせいもあり昼の余韻があって蒸し暑く、
前回ほど涼しくはありませんでした。
まず中型赤道儀を設置して長い屈折鏡を載せます。
まだ月が明るかったので、土星を撮ろうと1.5倍エクステンダーにアイピース、延長筒を介して動画用のA6300を取り付けます。
前回は、エクステンダーの後に2倍バーローレンズを入れて拡大率は上がりましたが、色収差が酷かったので、今回は、
バーローを入れずに延長筒を長めにして倍率を稼ぎます。
カメラを取り付ける前にアピース越しに土星を見ると、像がくっきりとしていて、輪の「カッシーニの間隙」が見えます。
それなりの倍率なので像に揺らぎはありますが、上空の気流は安定していてクリア度はこれまでで最高でした。
5分の動画に撮って4000枚を合成しました。
次にアイピースと延長筒を外し、月を導入します。焦点距離1350mmの直焦点撮影です。
ライブビュー画面の拡大表示で像が陽炎のように揺らいでいたので、リモコン使って60枚を撮って合成しました。
アポロ11号が着陸した静かの海の辺りを等倍で切り出します。
殆ど半月なので陰影がはっきりしていて立体感があり、クレーターは勿論、谷の様子も見えます。
月が沈むまでに明るめの天体でも撮ろうかと、天頂に近かったヘルクレス座の球状星団(M13)を導入します。
6月に初めて撮った天体で、今回はエクステンダーを使ってそのときより1.5倍の大きさで。
3段階のSS(60s、180s、300s)で撮ってHDR合成をしようとしましたが、60sの撮影の途中で雲がかかって来ました。
その時の様子がタイトル画像です。
しかもこの時は風が弱く、機材に夜露が降りて機材が濡れてしまいます。
下の写真のように、レンズに露が付かないように望遠鏡にキャップをつけて水平にします。
赤道儀やカメラの電源を切って、上の写真の状態で1時間近く車の中でウトウトしながら待ちました。
11時過ぎに雲が切れて星が見えて来たので、M13の取り直しです。
前回よりはHDRが効いていて中心部があまり飛ばずに、露出設定は良い感じです。
次にエクステンダーを外して、雲が少なかった北の空の銀河を導入しました。
この機材では初の撮影となる、今季初のさんかく座銀河(M33)です。
天の川銀河やアンドロメダ銀河と局所銀河群を形成する、比較的ご近所の銀河です。
撮影の途中で雲がかかってしまい、途中で終わったので全然露出不足ですね。
上の銀河と並行して、小型赤道儀に載せた焦点距離450mmの屈折鏡とD810Aでは、はくちょう座の網状星雲を撮って
いました。去年も同じ機材で撮ったのですが、その時はセミ・ナローバンドフィルタを使い、今回はもう少し広い範囲の
波長を透過する星雲用フィルタを使いました。
こちらも途中で雲がかかって中断し露出不足でした。
8日未明(7日夜半過ぎ)に部分月食がありますが、週間予報は雨マークですので、次回の出動は月が暗くなる
お盆過ぎでしょうか。
その前の13日未明のペルセウス座流星群のときに晴れれば、流星目当てで涼みに行きたいですね。
Posted at 2017/08/02 19:30:53 | |
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