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koichifunのブログ一覧

2020年08月30日 イイね!

ブルービーと初見の野草。

ブルービーと初見の野草。最近は写真の現像が滞っていて、先週日曜の話になります。

お盆を過ぎたのに連日猛暑日が続いていますが、野草の花や昆虫の見頃は
例年より早いものもあれば遅くなるものもありと、自然もこの気候に戸惑って
いるような。
2週前に樫原湿原でブルービー(ルリモンハナバチ)の目撃情報があったので、
この日はそれを目当てに行ってきました。
タイトル画像はこの日に撮ったもので、いつもより近いところのオミナエシに
留まってくれたところを撮った1枚です。

この時はLEADで、涼しい道を通ろうと前日に自転車で登った天山経由で。
標高900mの林道で見つけていたシギンカラマツをD850にマクロレンズで。
シギンカラマツ

薄いジャケットを着てちょうど良いくらいの気候で、湿原に到着した時も曇っていたお陰で陽射しが柔らかく、
快適に散策できました。
湿原の入り口で見かけたのはワレモコウ。
ワレモコウ

前回から満開のミズトンボ。
ミズトンボ

コバギボウシは終盤で、この日が最後かも。
コバギボウシ

奥の林ではミゾソバが咲き始めました。
ミゾソバ

ホザキノミミカキグサとモウセンゴケという食虫植物の花のツーショット。
ホザキノミミカキグサとモウセンゴケ

例年ならもう終わっているはずのサギソウがまだ見られます。
開きかけのものもあったので、次の週も見られそうです。
サギソウ

トンボは、名物のハッチョウトンボは姿を消し、アカネ類が増えてきました。
まだ赤くなりきれていないヒメアカネ。
ヒメアカネ

マユタテアカネ。
マユタテアカネ-1

そして、この日のお目当のブルービーです。
ブルービー-1

懸命に蜜を吸っているようで、近づいても気にしない様子。
ブルービー-2

樫原湿原によく通っているので、その管理をされている「守る会」の方達とも知り合いになり、よく野草や昆虫の情報を
交換するようになりました。この日に団体を引率されていた野草に詳しい方を紹介していただき、前から見たかった
野草が生えている場所を教えていただきました。その野草とは「キツリフネ」という名で、ここでも紹介したことのある
「ツリフネソウ」の黄色バージョンです。県の絶滅危惧I類らしく、中々見ることができず、以前大凡の場所を聞いて
探したこともあるのですが、見つけることができませんでした。
今回は最近行かれた方に詳細な位置を聞くことができました。オフロードバイクで何度も行ったことのある林道の
すぐ近くで、話を聞いただけで場所が想像できる所でした。
台風が北上していたので、翌日の月曜早朝、その場所へLEADで出動してきました。

バイクを降りて山道を歩いていると、ツリフネソウも咲いています。天山の林道で見るのと同じです。
ツリフネソウ-1

ヤマホトトギスも。
ヤマホトトギス

しばらく登っていると、道の両脇に黄色で小さな花が咲いています。
キツリフネ-1

ツリフネソウよりも小ぶりで細く、花の奥の斑点が赤いですね。
葉の形がツリフネソウと違っていて、こちらも小さめで細いです。同じ品種の色違いではなく、全く別種らしいです。
キツリフネ-2

2kmに渡って道の両側に咲いていました。
その細い道は造成中の林道で終わっていて、そこから折り返して下ります。
その途中でアサギマダラがいたので1枚。
アサギマダラ

まさかよく知っている場所の近くに、見たことのなかったキフリツネがあれだけ多量に咲いているとは思いませんでした。
他にも咲いている場所を聞いていて、ちょっと遠いのですが、来年はそちらも訪れたいと思います。
Posted at 2020/08/30 19:13:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2020年08月23日 イイね!

8月新月期の星撮り --- 旬な星雲と銀河。

8月新月期の星撮り --- 旬な星雲と銀河。今月は19日が新月でした。
その前後1週間が星雲や銀河などの暗い天体を撮影する好機です。
今年は梅雨明けから湿度が高い日が続いていて、夕方は晴れていても上空の
気温が下がる夜半過ぎには雲が広がるという天気が続いています。

今月13日はペルセウス座流星群の極大日でしたが、当日は北東の方が
雲って出動せず。タイトル画像は新月の19日の夜に出動した時に撮った
画像の一部に流星が写っていました。
流星群とは無関係に、広角で撮っていると流星は映り込むものなので、
特に珍しくもないのですが、流星群に関わる画像ということで。

この期間に、星雲を2つと銀河を1つ撮影しました。
星雲の方は、上述のように一晩中の撮影ができなかったので二晩かけて撮影しました。

まずは、高度が低く地平線の上に出ている時間も短い「らせん星雲」という惑星状星雲です。
亜鈴状星雲やリング星雲などのように、太陽くらいの質量の星がその終焉で表面のガスを吹き出す様子です。
太陽程度の質量の星というのは数が非常に多いので、惑星状星雲は沢山見られますが、らせん星雲はかなり近い
700光年の距離にあります。前出の2つの惑星状星雲よりも視直径が大きく、長焦点で撮ると迫力があります。
今回は最近出番が多い焦点距離2,000mm、口径254mm (F8)の反射鏡にフルサイズの冷却CMOSカメラで撮りました。
SONYのα7RIVと基本的に同じセンサーを使っていて6200万画素になります。
センサーを-5℃まで冷やし、SS=420sで58枚撮りました。
NGC7293_2020.08.14

去年初めてこの星雲を撮った時は焦点距離900mmにAPS-Cサイズセンサーでしたので、より迫力を感じます。
赤い部分がらせん状になっているのでこの名が付いたのでしょうが、私にはThe Lord of the Ringsのサウロンにしか
見えません。

この後も自宅ドームでの撮影が続きますが、その結果をご披露する前に、8月25日が「伝統的七夕」(旧暦の七夕)
ということで、新月の晩に出動した時に撮った天の川をご紹介します。
この夜は非常に蒸し暑く、夕涼みも兼ねて天山登山口へと行きました。
その時の様子です。
ジムニーで出動したものの

南の方から雲が広がっていたのでポタ赤だけを設置して、やや狭目の画角の35mmレンズを使いました。
D810AにSigma Art 35mmで、ISO800、F3.2、SS=180sという設定です。
1時間半もすると夜露が降りてきて、セットした30枚中、使えたのは19枚を合成しました。
SummerTriangle_2020.08.19

右側にある一際明るい星が織姫星(ベガ)で、天の川を挟んで中央下の方にある星が彦星(アルタイル)です。
この夜は途中まで晴れていましたが、旧暦の七夕は台風の影響で曇りそうです。

さて、次の星雲は上の写真に写っているちょっと暗い星雲です。
その部分を拡大して切り出すと...


デネブははくちょう座で最も明るい星、サドルははくちょう座の中心にあり、ここから両側に「白鳥の羽」が伸びています。
デネブの左にある明るく赤い星雲は北アメリカ星雲です。
羽(写真では左側)に近いところにマゼンタの楕円で囲んだのが、今回のターゲット、網状星雲です。
1500光年の距離にある超新星爆発の残骸で、現在は秒速100kmほどで広がっています。
上のらせん星雲のような惑星状星雲は数が多いのですが、超新星爆発自体が1つの銀河で数十年に1度程度ですから、
レア・イベントです。
こちらも二晩かけて72枚を撮りました。
VeilNebula_2020.08.17

さて、最後は新月の夜の前夜、18日に撮った銀河です。
銀河と言えば、よく知られたアンドロメダ銀河です。
まだ正中する時刻が3時くらいと遅いので、9月か10月くらいが良いのですが、空がパッとせず、偶々、この銀河の
方向が良さそうだったので今シーズン初のM31を撮りました。
屈折鏡にレデューサを入れて、焦点距離635mm、F5.3になります。
SS=360sで70枚ほど撮りましたが、最初と最後の方はコントラストが低く60枚程度を合成。
M31_2020.08.18

毎年撮っていますが、中々納得のいく画像になりません。
機会があれば来月か再来月にしっかり撮りたいと思います。
Posted at 2020/08/25 20:03:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味
2020年08月22日 イイね!

湿地でトンボ撮り。

湿地でトンボ撮り。時間が前後しますが、先週末のお話になります。

2週ぶりに音無湿地と樫原湿原へと行ってきました。
音無湿地の方は標高が低いので朝6時過ぎに自宅をジムニーでスタートして
7時頃から散策を開始しました。
タイトル画像は湿地の手前に駐車したところです。

梅雨明けしてからも湿度が高い日がつづいており、天体撮影していると
夜半過ぎから雲が出てくるように、足元も朝露でかなり濡れています。
こういう時には、水滴をまとったトンボが期待できます。

ジムニーを停めたところから狭い道を下って行く途中で、この日の最初となる
アオモンイトトンボのメスを発見。未成熟の個体でオレンジ色をしています。
アオモンイトトンボ♀-1

さらに下って湿地帯の前に来ると、同じトンボのメスで、お歳を召した個体
がいました。こちらは背中に水滴が。
アオモンイトトンボ♀-2

こちらはアオモンイトトンボのオスです。胴には付いていませんが、葉っぱに
水滴が並んでいます。
アオモンイトトンボ♂-2

次は、アオモンイトトンボにそっくりのアジアイトトンボのオスです。
尾の先の水色の位置が少し違います。
アジアイトトンボ♂

オオシオカラトンボのオスです。
オオシオカラトンボ♂

朝陽を浴びるクロイトトンボのオスです。
クロイトトンボ♂-2

そして最後に、ジムニーを停めた近くで見かけたマユタテアカネのオスです。
もう赤くなったアカネが出てきました。少し早いような。
マユタテアカネ♂


この後、樫原湿原まで移動です。
こちらの方は標高600mほどで日陰だと風が心地よく快適です。
湿原に向かう前に、駐車場近くの林道に寄って、先週天山でも見かけたヤマホトトギスを。
ヤマホトトギス

湿原の入口の手前では、秋の七草の1つキキョウが満開です。
キキョウ

湿原の中にはサワギキョウが咲いています。
サワギキョウ

夏らしくユリ科の花も。コバギボウシ。
コバギボウシ

同じくユウスゲ。
ユウスゲ

秋口に足元で咲くナンバンギセル。
ナンバンギセル

朝露が付いたサギソウ。
サギソウ-1

今年は数が少ないと思っていたら、まだ蕾もあって見られる期間が長くなりそうです。
同じくランの仲間のミズトンボ。
ミズトンボ

こちらは本物のトンボです。今年は全体的に個体数が少なく、今年の暖冬で雪が積もらず、春先まで水が少ないことが
影響しているのではないか考えています。
準絶滅危惧種のベニイトトンボ。
ベニイトトンボ

まだ数が多かったキイトトンボのメス。
キイトトンボ♀

こちらは色が鮮やかなオス。
キイトトンボ♂

ここでもアカネが増えてきました。まだ赤くなる前のヒメアカネ。
ヒメアカネ

おそらくこれが今シーズン最後と思われるハッチョウトンボのオス。
暑い時に取る「オベリスク姿勢」を見せてくれました。
ハッチョウトンボのオベリスク

オミナエシの花が増えていて、少し早いですがあの昆虫が見られそうです。
オミナエシ

次回は、その昆虫を見ることを楽しみに出かけようと思います。
Posted at 2020/08/23 18:09:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 山歩き | 旅行/地域
2020年08月22日 イイね!

今朝のサイクリング --- 山1つだけ。

今朝のサイクリング --- 山1つだけ。まだまだ残暑が厳しいですね。
今日は午後からゲリラ豪雨との予報で、朝7時から3時間ほどの短かめの
サイクリングに行ってきました。
涼しいうちに高いところへ行こうと、自宅の裏の林道からアプローとして
天山の登山口までです。

スタート時は陽が低くて日陰が多く気持ちよかったのですが、登りに入って
汗が吹き出し、少しペースを抑えます。
標高400mまで登ると気温も少し下がって、風が心地よくなります。
その林道では秋を思わせる栗の実が落ちていました。

秋の使者

勾配のある林間区間を抜けて登山口に到着すると、登山客の車が1台だけ。
かなりガスっているので、眺望が期待できないのか、いつもよりひっそりとした駐車場です。

汗が落ち着くまで小休止して、再び走り出します。
いつもの展望所に寄ったところ、登山口よりは晴れていますが、低空に雲が溜まっていて八幡岳が隠れています。
八幡岳は雲の下

その林道脇では初秋の野草を見かけました。
スズメバチが好きなノダケです。
ノダケ

ちょっと早いか、シギンカラマツ。
妖精のような小さな花で、日陰にひっそりと咲きます。
シギンカラマツ

この他、オミナエシやヒヨドリソウが咲いていました。
この後は厳木方面に降りて最短コースで帰宅しました。10時頃でも国道の温度計が30度を超えていて、まだまだ
暑いですね。

午後、ここに上げた写真を現像している時に、予報通り雷が近くで落ちたようで、早速UPSが2回バッテリに切り替わりました。
いやー、入れてて良かったです。
Posted at 2020/08/22 15:08:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | サイクリング | 旅行/地域
2020年08月17日 イイね!

8月前半の星撮り。

8月前半の星撮り。梅雨が明け、月が昇る時間帯も遅くなって星撮りに良い時期になりました。
ペルセウス座流星群は、自宅の北側の山がドップリ曇っていて見られません
でしたが、西の空のネオワイズ彗星はしっかり見えました。
その他に南の空の星雲も撮ったのですが画像処理が終わっていませんので、
そちらの後日ということにします。

タイトル画像は先月あれだけ騒がれたNEOWISE彗星です。
肉眼で見えるというので話題になりましたが、タイトル画像を撮った日時では
8.2等と肉眼では見えない明るさです。
それでも他の彗星に比べると明るく、撮影は楽でした。
自宅の敷地に小型赤道儀を設置し、焦点距離450mmの屈折(F5.3)にD850を
付けて、ISO800、SS=120sで50枚撮りました。タイトル画像はその1枚。
これを彗星の位置を揃えて合成すると次の画像になります。
C/2020F3_2020.08.13

流石に太陽から遠ざかっているので、あれだけ長かった尾も見えなくなりました。

まだ湿度が高く、夜半過ぎると上空で雲が発生するので中々天体撮影が捗りませんが、気流が良い時にカメラを
M4/3センサーの物に変え、拡大レンズを入れて木星と土星を撮影しました。
鏡筒はドームに設置している焦点距離2,000mm、口径254mmの反射鏡(RC鏡)です。

気流が良いとは言っても湿度が高いので、像がかなり揺らぎます。
眼視で拡大してみるときの様子を少しでも体感していただこうと動画にしました。


実際には上下・左右にも細かく動いていますが、前処理で木星をセンタリングしています。
5,000フレームを2分少々にスピードアップしています。

これから画質の良い3,000枚を選択して合成・処理すると次の画像になります。
Jupiter_2020.08.12

この撮影の後、望遠鏡を土星に向け、こちらは暗いのでカメラのゲイン(感動)を上げて同様に動画撮影しました。
合成して画像処理すると...
Saturn_2020.08.12

今シーズンの惑星撮影は2度目で、雲が通過した前回よりはかなり良くなりました。

明後日は新月で、天気が良ければ久しぶりに出動したいと思います。
Posted at 2020/08/17 21:23:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | 星・月 | 趣味

プロフィール

ここ数年、年間走行距離が、自転車>オートバイ>自動車(>>徒歩)、となっています。 高齢になって、少しずつ割合が変わりつつありますが、健康にバイクや車に乗れる...
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