2012年10月06日
映像は米国グラマンX-29Aですが、ちょっと変わっていますね。
普通、航空機と言えば主翼は直線翼か後退翼ですがこれは前進翼。では、いままでなぜ前進翼機が無かったのか。不思議に思うと思います。実は前進翼は航空機主翼にはかなり理想型なんです。
前進翼は主翼端から機体に向かってインフローという気流が産まれます。つまり、主翼端失速がないんですね。これは高仰角でも翼端失速は起こりえないことです。では、なぜ後退翼が多いのか。
これはダイバージェンスという問題があります。つまり前進翼と後退翼とでは揚力によるダイバージェンス(空力弾性)がかなり違うために前進翼では主翼が破壊される恐れがあり、またCG(重心)が安定しません。また、前進翼でダイバージェンスにならないように主翼を強化すると重量増加を招き、結果的に自重で翼が破壊する危険性もあります。航空機にとって重量増加は招きべからず存在です。
ですが、後退翼だとダイバージェンスという影響は少なく、軽量化出来、CGも安定しています。多くの航空機が後退翼を採用している理由がココにあります。また、今ではウィングレットで主翼端失速防止という空力改善デバイス等の出現で後退翼の欠点をほぼ補完しつつあります。
ただし、前進翼はその主翼面積ほぼ100%から揚力を十分に発生出来る大きな利点があります。ですが、CGが安定しないので、このX-29Aで実験された3重デジタルフライ・バイ・ワイヤが採用され、1秒間に40回以上の舵を細かに作動させてやっと飛んでいる状況です。ですが、それらの欠点を補うと前進翼は極めて優れた機動性、運動性を提供することが可能であります。
現代の戦闘機、旅客機に採用されている3重デジタルフライ・バイ・ワイヤの技術はX-29Aによってもたされました。また同機は前進翼特性、スーパークリティカル翼型、空力弾性テーラリング、クロースカップルドカナードなど、数々のテクノロジーを提供し現代の航空機に反映されています。
ここでうんちく。後退翼はただデザインが格好いいだからじゃありません。これは空気の圧縮性の影響を少なくするためで速度感を出すためではありません。つまり、主翼に後退角を与えると主翼の廻りの空気の流れは翼の直角方向の流れと翼端の流れに沿った合成力として考えられ、後退角度が大きくなると衝撃波の発生が遅れ、音速近くでも空気圧縮性は変わりません。つまり、翼に対する力が大きくならないからです。かと言って、後退角を大きくするとアスペクト比が小さくなり、離着陸性能、後続性能、航続時間が極端に低下します。
つまり、現代の旅客機の後退角は離着陸性能、航続距離、航続時間、遷音速で一番効率良く設計された角度とアスペクト比でもあります。
長文、失礼しました。
Posted at 2012/10/06 20:42:14 | |
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航空機 | 趣味
2012年10月06日
新型ノートのエンジンとCVTの下回りを見させて頂きました。
Dらーにとっては「変な客」と思ったでしょうね( ̄∇ ̄) ですが、クルマの下回りを見るとそのクルマの方向性が解ります。
エンジンとCVT下回りを見たときは、なるほど~でしたね。このエンジンはNA仕様1200cc3気筒ですが、エンジンがかなりコンパクトなのでCVTと大きさは変わらないですね。ということはマスバランスはほぼ中央ということになります。しかし、ドライブシャフトは左右違いますね。FFですから仕方ないところでしょうか。
写真、右側がエンジン、左側がCVTです。ドライブシャフトの長さが違うのが解るかな?
エンジンオイル交換、オイルエレメント交換もしやすいですね。整備性は良いかと思います。
エンジンは今や常識な前方吸気、後方排気。キャタライザーも1200ccエンジンとは思えない大きさのが付いています。O2センサーもエキマニと中間パイプの間にあり、これも交換しやすい位置にありました。ただ、メーカーは聞いた事がなかったですね。
それにスタビライザーがフロントのみ、付いています。このクラスでスタビライザーがあるのは珍しいかと思います。
Posted at 2012/10/06 18:04:40 | |
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ノート | クルマ
2012年10月06日
ブレーキランプがハイマウントストップランプより暗いとはどういうことだ?
ドレスアップのつもりかどうかは解らんがブレーキランプをスモーク化するな。
太陽光下ではブレーキランプが点灯しているかどうか解らんぞ。
同じレガシィ乗りとして大変恥ずかしい行為だ。
Posted at 2012/10/06 15:31:26 | |
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マナー | クルマ
2012年10月06日
秋分の日が過ぎて日没時間が早くなっています。
この写真を撮ったのは午後6時7分。かなり暗いです。が・・・
こういう状況下でもヘッドライトを点灯しないクルマが多すぎ。中にはスモールさえも点灯しないクルマも。
点灯しないことで自己満足かどうかは解らんが、自車の位置、他のクルマ、歩行者、自転車等に自車存在をアピールするためにも早めの点灯は交通事故を防ぐ意味でも徹底するべき。
事故が起こってからでは・・・後悔しても遅すぎる。
Posted at 2012/10/06 13:31:26 | |
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マナー | クルマ
2012年10月06日
通常充電中・・・(^^)
これからはこういうシーンが多々見る時代が来るでしょうね。
Posted at 2012/10/06 12:59:32 | |
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車 | クルマ