2023年09月01日
ほぼ全翼機にあたる、米空軍次期輸送機計画ですが機体はブレンテッドウィングボディと言われるF-16で採用された胴体からも揚力が発生し、機内キャパを拡張し機体強度も同時に向上する画期的な機体形状んんですが、この米空軍次期輸送機計画は主に人員輸送機、コンテナ式輸送機、空中給油機との運用が考えられ、C-17AやC-5Mのような車両等を輸送する前提は考えてはいないようです。また、ブレンテッドウィングボディにおかげで機内キャパが増加した事で空中給油機として、燃料増加が見込めるので一回の空中給油ミッションで、これまで以上の給油対象機が増加する事が見込まれます。
これはボーイングKC-46Aペガサスの不具合が多いことが関係しており、米空軍は同機に見限ったかもしれません。フライングブーム式としての空中給油機ですが、F-35Aへの空中給油が出来ないので、また、同機の不具合が改善するのは諦めた可能性が大きいと思います。これは航空自衛隊のKC-46Aにも言える事で、F-35AにはKC-16Aが空中給油する事は無いのかもしれません。ただ、幸運にも航空自衛隊にはKC-767があるので同機によるF-35Aへの空中給油は可能のようです。今、米空軍はボーイング社への不満が大きいので、ある意味、見限ったから次期輸送機計画が出たのかもしれません。
Posted at 2023/09/01 23:51:42 | |
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