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2012年09月29日 イイね!

頓挫

頓挫先週より作業中のクネGDB。


ただのリヤナックルの交換で済むはずだったのに・・・
ブレーキキャリパーのネジ山トラブルでストップ。

キャリパーは持ち帰って手直しすることになりました。

二つのキャリパーでそれぞれ一本づつ折れ残ってしまったボルト。
やはり、これを抜き取るのが大変だった。


折れてしまったボルトを抜き取る方法は幾つかあるが、

ひとつは、残っている部分が咥えられるなら、バイスなどで回して外す。
奥の方で残ってしまっている場合は、ドリルで中心に穴あけして、逆タップを立てる。
それでダメなら、ボルトに空けた穴をどんどん拡大して、
薄皮一枚にして弱くなったところをむしり取る。

締め過ぎで頭を飛ばしてしまった場合などは、うまく回せれば割と簡単に取れる場合が多いが・・・
ネジが途中で齧って折れた場合などは・・・

咥えられようが、逆タップ立てようが、回らないものは回らない。

ボルトで回らないで折れるんだから回せるわけない。


要するにこのパターンだと、ぶっ壊して揉むしかないってコトだ。


そんなこんなでボルトを何とか抜き取って組付となりました。

少なからずネジ山も損傷してしまうので、
一度ボルト単体でトルク掛けてみて、何とか止まったので、今回はそのまま使ってみることに。

しかし、締め込んだ感じがカチっとしてないので何度も持ちそうもない雰囲気。


ところが、一回コッキリで送り出したつもりの試運転で、どうしようもない程の


異音が発生!


なんでやねんな・・・



凄まじい擦過音が・・・バックプレートが擦れているような音だが・・



おかしいな~・・・
組み間違いは考えられないんだけど・・・とバラしていくと、中古ナックルのバックプレート不良。

サイドシューのセット面が歪んでいて、ブレーキローターの内側の縁が擦っていました。
しかも左右・・・詳しくはコチラ。



頑張って板金して再組み付け、イヤイヤ外したブレーキキャリパーの最後のボルトを締め付ける際・・・グニって感触が。


あ、もうこれダメだわ。

再び頓挫。
キャリパーは再び持ち帰りに。




リコイル加工しまつ。。。

もうホント、ブレンボとかありえない。





Posted at 2012/10/01 00:21:58 | コメント(5) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2012年09月23日 イイね!

リヤナックル交換。

リヤナックル交換。雨の日曜日。

予定していた知り合いのクルマの作業が、
部品入らずで中止。
急遽ハブガタでSOSのクネGDB作業となりました。

クネガレは随分久々な気がするな。

ま、基本的に真夏は緊急性がない限り作業はしないことにしてたんで、時期的には丁度いいかな。


ジャッキアップでタイヤガタガタだって言うんで、ハブなのは間違いなかったんだけど、アクスルナットが緩んでたね・・・。

ハブベアリングがイカレだすと、インナーレース(ナットとドライブシャフトで挟み込むセンターのカラー)が潰れてクリアランスが増え、テンションの解けたアクスルナットが緩んでしまう。

当然ポンチで緩み止めを潰してあるんだけど、それすら押し返してちょっとずつ回ってしまっている。


クネのGDBは、最近何を思ったのか、サイドブレーキに延長レバーなんぞを取り付けて、頻繁にサイドターンなんかを練習しているらしく、その影響でやたらと左リヤに負担が掛かったとみられる。


ロクすっぽ荷重移動もしないで、強引にサイドでタイヤロックなどさせてしまうとかなりの負担がハブに掛かる、PCD100のチンケなベアリングを使ってるからね・・・
ジムカーナなんかでも、助走距離が短くきちんと荷重移動ができないままに強引にサイドブレーキなどでタイトターンを繰り返すと、一気にハブガタが出ることが多い。


レバー比を上げてしまえば、小さな力で強く引けるから、サイドターンやドリフトのきっかけ作りには向いていると言えるけれど、ちゃんとした荷重移動をしようと心がけなくなる事と、逃げ場がなくなることによるメカニカルへの負担は覚悟しなければならないと言える。


インプのサイドなんて小細工しなくたって鬼効きなんだから、
みんなは普通に練習しようね。

手で揺するとミリ単位でガタが出ていた。
これでは、ブレーキもキーキーなる訳だ・・・。

ここまでガタガタだとハブフランジの再生も怪しいもんだが、今回は中古ナックルへの単なる交換なので、とりあえずオーバーホールは保留。

しかし・・・



毎回頭を悩まされるのは、ブレンボ問題。

かなりの確率で、ボルトが緩めで齧ってしまうのだ。


結局、片側一本づつボルトは折損。


ナックルの足を貫通して、キャリパーのネジ山に固定されているボルトの頭に、キャリパーのアルミ素材が焼きついて、、、
ネジ山をすべて傷ませながら何とか抜き取るか、途中で齧って折損か・・・


スバルのブレンボは兎に角このパターンが多い!


本気組のクルマだけにみられる症例なのだが、これはブレーキローターの発熱によるものである事が殆どだ。

住友4ポッドでは見られない症状なので、キャリパーのメネジの問題だろうね。
ブレンボ(スミンボだけど)はアルミのケースに穴あけしてタップ立てただけだけど、
スチールリコイルが打たれている住友4ポッドは優秀。

なんだよ~単なるリヤナックル交換だと思ってたのに、また持ち越しかよ。。。

しかも、シューホールドスプリングドライバー忘れて、パーキングブレーキ組むの大変だったし・・・
クネに手伝ってもらったよ。



ボルト抜くのが大変なのだぁ。


やっぱり首が痛い。
Posted at 2012/09/26 07:40:04 | コメント(7) | トラックバック(0) | 人のクルマも直します | クルマ
2012年09月21日 イイね!

ももいろクローバーZ

ももいろクローバーZ皆様、お久しぶりです。


富士登山の前後あたりから、首がダメで先週なんか会社も一日休んでしまったよ。

元々は去年の初めくらいの寝違いが原因で、当時も痛みが引くまで数ヶ月掛かったんだけど・・・再発というカタチになってしまった。

肩こりや頭痛とは無縁の人間だったのに、肩から首すじにかけての神経痛に悩まされることが多くなり、酷い時には辛い偏頭痛に至ることも少なくなかった。

うーむ・・・急におじいちゃんみたいになってしまったのだ。


そしてココに来てまた厳しい神経痛。


やはりというか、いくら放っておいても治らん!
さっさと病院に行けよってハナシなんだけど・・・


肩・首・頭とダメなんだから、首の骨曲がってるだろうな・・・
酷くないといいな・・・なんて思いながら、近くのそれなりの病院の整形外科を受診。


案の定、レントゲン写真で見て判るくらい曲がっていましたね・・・。


それほど酷くはないけど、と言われたけれど、
正面から見たときに、七つある首の関節が細かくギザギザにずれてるのと、
横から見たときに、喉のあたりできれいに前に向かって湾曲してないといけない骨が真っ直ぐになってしまっているらしい・・・

頭の支えがないパソコン用の座椅子で、座ったまま寝落ちした時に、首にありえない角度がついたまま、朝まで爆睡したことがあって、その時の重度の寝違い(!?)が致命傷だったようだ。

もう一年以上経ってるし、自然治癒に向かうと思ってたけど、甘かったね・・・
腰痛と同じで、一度曲がったら放っておいてもダメなんだね。


結局整形外科でも、一切外科的な処置を施される事もなく、痛み止めと湿布をもらって終わりなんだけど。。。


とりあえず、ロキソニンと筋弛緩剤飲んで湿布を貼って、土日入れて3日程自宅療養。
参ったなぁ・・・この先こんなことしょっちゅうやってらんないぞ。

でも、医者でも言われたのが、寝違いもそうなんだけど、再発して痛みが出たりってのはストレスが原因だったりもするよ~なんて言われたりも。

ストレスか・・・そいうのは無いと思うんだけどな・・・

でも、その逆も然りなら楽しいことばっかり考えるのもアリだな。


面倒なことは一切しないで、好きなことだけしてよう・・・。




ただひたすらに、ももクロのDVDや、YouTubeの動画を観漁ったりする三日間・・・。
気が付けば、40から数えたほうが早いヲサーンが、


ももいろクローバーZて・・・。


どうしたんだヲレは一体。
DVDを観終える度に、溢れてくる涙は一体何だ・・・。

別にヲレはドルヲタじゃない。
モー娘もAKBも別にハマりゃしなかった。
嫌いとは言わないが、強いて言うなら誰々がかわいいかなとか・・・そんな程度だったよ。

これまでの人生で一度だって、CDアルバムやらライブDVDだのを買って帰ろうと思うアイドルなんて存在しなかった。

PCの壁紙に貼ろうって思うアーティストなんて居やしなかったんだ。


そもそもは、嫁が同級生から借りてきたっていうDVDボックスを観てしまったのがいけない。

その同級生というのが、高尾山の山頂の茶屋に婿養子に行ったという人で、
どうもその茶屋にももクロがロケで来たらしいんだ。
その話を嫁づてに聞いて、いいないいなと言っていたヲレ。

その頃から、ちょいちょいYouTubeで観ては気にしていた訳だけど・・・。

新しいDVDボックスにその高尾山ネタが収録されているということで、持ってるから貸してあげるよって話になったんだ。


嫁とふたりで観たんだけど・・・二人の涙腺は大崩壊。


「ふぅ~、コイツは困ったね・・・。」

「コレはヤバイね。」

「ワンピースとか八日目の蝉以来だな・・・。」

「これ観て誰推しになった?」

「無理無理決めらんない。」

「クリスマスの埼玉スーパーアリーナ何とか取れないかな・・・」

「紅白間違いないでしょ。NHKホールでいいよ。」

「紅白NHKホールってどうやって取るんだよ・・・。」



二人して完全に撃沈www


何なんだろう・・・ももクロの魅力って・・・
正直に言って、5人ともに特別に美人なわけでも、スタイルがいいわけでもない、
歌が物凄くうまいとか、ダンスが完璧にシンクロしてるとかでもない。

袖や楽屋ではどこにでもいるような16~19歳の5人の女の子なんだ。

そんな年端もいかない少女たちが、疑う余地もないほどに5人全員仲良く手を取り合って、
心配になるくらい全力で、歌とダンスのパフォーマンスをする。

近年見たことがないような、弾ける笑顔とほとばしる汗。


歌の内容には全くシンパシーを感じないほどのジェネレーションギャップがあるけれど、基本的には、彼女たちが、暗く沈み始めた日本を明るく元気に照らし出すような応援歌が多い。

とにかくそんな屁理屈は飛び越えてしまう位の真っ直ぐな何かが、こちらに到達するんだ。


彼女たちの打算のない全力にただただ感動してしまう。


こちらも全力で返さなければいけないではないか!
そんな風に、忘れかけた純粋な何かを奮い起こしてくれるアイドルグループなんだ。
気が付けば、選べないほど全員がかわいくて仕方がない!!


これからも全力で応援します!!!


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ヤバイ・・・首治ったカモwww



Posted at 2012/09/21 02:10:18 | コメント(10) | トラックバック(0) | ホワイトベレーの方に限ります | 音楽/映画/テレビ
2012年09月08日 イイね!

まさかの翌週リベンジ。

まさかの翌週リベンジ。「どうしても来年まで待てないな・・・。」


翌日よりクネは、
しきりに尚早の再アタックを希望していた。

無念の七号目撤退で終わった先週の富士登山。

時期的にもパーティの予定合わせ的にも、当然来年の積もりだったんだけど・・・元々はクネとの約束で発足した富士登山。

登山経験のない彼が、一から道具の準備。
数ヶ月前からの体重調整と、身体づくり。
プレ登山としての丹沢アタック。
人一倍カネと時間をかけて、長い準備をしてきた訳だが・・・

確かに・・・寒さと豪雨の中、数時間での終了では無念だろう。


この間のパーティには悪いけれど・・・
ペッタンコ組としてではなく、クネの友達として同伴することにしました。

クネはフィジカル万全にするために金曜日急遽休みを取って、
まさかの金夜アタックに。ヲレは普通に仕事終わりでのアタック・・・。


まさかの5日後、翌週末のリベンジアタックとなりました。


気圧の谷が日本海に停滞する典型的な秋雨前線のさなか、まさかの満天の星空。

どうせ悪天候だろうと予想して、最短コースのスピードアタックにしようと、
最も高い標高から登る「富士宮口登山道」からのスタートにしましたが、ドピーカンじゃないですか。



ご来光アタックにつき、ふたたび深夜からの出発。
新五合目、2400メートルからの富士宮市を見下ろしながら最後の準備をします。



富士宮ルートから頂上までの標準時間は、約5.5時間。
自分達ならどれくらいで登れるだろうか。




雲が殆ど無く、21日目の月が思いのほか明るい。
霧も風も無く、寒くも暑くもなく、こんなに快適な富士山は初めてだ。






二人なので軽快に登り進められるかと思いきや、、、
ちょっとイイ所があると、すぐ写真撮影。

あ、もうちょっと左の方がいいんじゃない?とか、ヘッドライトの角度が良くねーな・・・とか、何度も撮り直したりして全然登らないし・・・w

スピードアタックとかほざいていたクセに、撮影だけで一時間くらい費やしていそうな勢いだな・・・。



星降る登山道。


クリックで拡大できます。

富士市、富士宮市、御殿場市に、登り進めると山向こうの三島市までもが美しい夜景として見下ろすことが出来た。
夜間の登山というものはこんなにも美しかったのか。




邪魔になるのでコンデジでの撮影だけど、さすが夜景に強いニコン。
結構ちゃんと写るな。


クリックで拡大できます。

登ること約4時間、九号目を越えたあたりで東の空が明るみ始める。
この日の静岡の日の出は5:24分。山の上では数分早い筈だ。

あと一時間ほどで登らなければ!


九号五勺からの長くてほぼ垂直な、鬼の急登攀を根性でクリア。


山頂到着。

日の出およそ10分前でした。



孤高の頂より暁光を望む、ストイックな雰囲気な山ガール。





断崖の先端で日の出を待つカメラマン。
もう、あと一分というところだ。


疲労と高度障害で頭がぼーっとする。
適当な岩に身体を預けて、ご来光を待ちます。






「ああ・・・。」


感動だ。
本当の山頂からのご来光はヲレも初めてだよ。

クネ太郎も感無量といった感じだ。


長い準備が報われた瞬間だ。
よく頑張ったな・・・。

クネ曰く・・・長い時間をかけてつくり続けてきたクルマがやっと完成した感じ・・・だとかw
いまいちピンとこないけど・・・まぁ、なんとなく判らないでもないw



そして、本当の3776メートルを再び目指す・・・。

剣ヶ峰に一番近い富士宮口登山道ではあるけれど・・・もう50メートルって感じなんだよなぁ。
それなりの達成感の後なので、相当にキツイ。


自分には人生二度目の剣ヶ峰登頂。
前回は、また登る事があっても、再びここまで来ることはあるまいと思っていたが・・・。

しかしまぁ、ここの二等三角点こそが、日本で最も高い場所。


清々しい本当の達成感は、ここでしか味わえないものだ。



ちょっと痛いアタマをかかえながら・・・
お決まりの、山頂での湯沸しカップ麺朝食。

87度程度で沸騰してしまうお湯での、生煮えカップヌードルw


「気持ちが悪い・・・。」


何がツライって、疲労はそれほどでもないんだけど、短時間登頂による高度障害で頭や身体がぼーっとして気分が悪く鈍痛を伴うことだ。

風邪で熱があるような症状に近い。
酷い二日酔いと言ったほうがいいかな?


高山病症状が強く出る人は、頭痛薬や、酔い止めの薬なんかを飲むといいかも知れない。
一番いいのは、ある程度の高さを登るごとに、なるべく長い時間休憩して、身体を慣らしながら登ることだろう。

人によっては、八合目あたりの山小屋で二泊して漸く登れる身体になるという人も居るくらい。

無理は禁物なんだ。


自分たちは、クネのGDBで一気に2400メートルまで駆け上がり、
そこから遊びながらとは言え、5時間弱で登頂してしまった。

三半規管の強いとは言えない自分なんかには、少々酷な登攀ペースだったかも知れない。
バスとかタクシーでも未だに酔うもんな。


富士山でマラソンとか毎年やってるけれど・・・
体力だけで出来る事じゃないなと・・・思う。



こら、アタマん中もおかしくなるわ。


あんまりダレてるとカッコ悪いからな・・・写真くらいすがすがしいフリをすっか・・・。

ぬるいコーヒーを片手にダルさと格闘中。



富士山は何度登っても驚きの風景に満ちている。


日本で最も高い場所からパラグライダーで降りる人や・・・ これは気持ちがいいだろうな・・・。


結婚式のために登る人。山の天気は変わりやすいケド、オメデトー!


MTBで下ろうと、必死で自転車を担ぐ人に・・・これはマジキチー!!!


写真に撮れなかったケド、ウェットスーツで登る集団や、500mmlのペットボトル一つで登ってるひと・・・全国の様々な挑戦が集結する不思議な山、富士山。

ナメてるだけの準備不足での遭難は目も当てられないけれど、解った上での本当の覚悟が出来てる人の挑戦は、誰にも止められない。

それぞれの大切な思いを胸に、自分に課し、目標と登頂を重ね合わせて歯を食いしばる。


そんな最高の人たちに出会える場所だ。




登り5:00分 下り3:45分 (休憩込み)/富士宮口登山道

来年もちゃんと登るからペッタンコ組リベンジアタック隊は安心してよし。









Posted at 2012/09/09 22:38:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | far away | 趣味
2012年09月01日 イイね!

アタック失敗

アタック失敗富士登山を提案してから早二か月。

予想外の6名+1名のパーティに育った、ペッタンコ組山岳部マウントフジアタック隊は、怪しすぎる天候の下、須走口登山道の入り口に集結した。


前日までの晴天が嘘のように、雨が降ったり止んだり。


ううむ・・・出発時に雨なら中止にしよう。


そんな風に決めていたのだが・・・まさかの小康状態。
行くしかないではないか!


しかし・・・ノリさんがなかなか来ない・・・。
早めに来てるはずなのに、ここまでの来かたが判らないとの電話が・・・。

このご時世に、富士山に集合出来ないとか・・・あるだろうか?

レーサーはアドバンテージが欲しいらしく、少し先に出発。
ノリさんも到着し、レーサーに20分ほど遅れて一行は登攀スタート。


yuu君は、当日まで北海道入りしていたとの事で、夜便で羽田着、そのまま富士山という愚かしい段取で、遅れて参加するということだった。



本六号目到着。

やや小雨になってきたので、レインウェアの上だけ装着。
気温もそれほど低くなく、まだ余裕の面々だ。


しかし艶消しみかんが到着していない。

ちょっと心配なほどヘビーウェイトだったみかん。
途中までの感じだと、ココまでで30分以上差がついてしまっているはずだ。


登山というものは、パーティを編成してはいても、基本的には個々の挑戦である。

速いペースに引っ張られるのも、遅いペースに合わせるのも、どちらもしんどいものだ。
自分のペースで歩けないというだけで致命的な消耗になるのだ。


だから、明らかにペースが違ったら、離れてもいいからそれぞれのペースで歩く。
キリのいい中継地点で、離合するなり連絡を取り合うなりして、その後の段取を更新してゆく。
今は、富士山でも携帯が使えるので、割とどうにでもなるものだ。



七合目を前にして、天候が急変する。

雨脚が強くなり、強い風に見舞われはじめる・・・寒い。
レインウェアもまだ上だけしか来てないのだが、止まって着替えるのに適さない岩場が続き、七合目まで頑張ろうという雰囲気だったのだが、実際下半身はかなり濡れてしまった。


七合目に立つと、暴風雨になっていた。
気温はがくんと下がり、恐らく10度~15度位だったと思われるが、強風の為、体感で5度位に感じる。

厳しいな・・・。


奥のベンチでレーサーは待機していた。
濡れた指でなかなか反応しないiphoneをしつこくタップしながら、天気概要を確認する。

「このまま進んでも好転の兆しは見られませんね。」


八合目までは、登山道と下山道とで道が分かれている須走ルートだが、七合目から見上げた登山道に見える全てのヘッドライトが下山してきているのが見える。

上の山小屋でのビバークを断られた登山者が、諦めて一斉に降りてくる絵だった。


我がパーティも、さすがにココまでの悪天候に長時間対応できるほど、重装備をしてきていない。

殆どの者が防水防寒グローブをしていない、二名にザックカバーの準備がない、足元の保護が不充分で靴下までずぶ濡れの者がいる、きちんとした登山靴でない為にソールが壊れてしまっている・・・etc


もう強行する訳にはいかないな・・・残念だ。

隊長として、辛い決断を下さざるをえなかった。



遅れているみかんや、五合目で準備しているyuuには「悪天候の為、緊急下山だ!登ってくるな。」と信号弾を放ち、七合目からも合流できる砂走り下山道を使って、退却となった。



五合目まであと少し、というあたりで、漸く雨をしのげる東屋を発見。
休憩がてら軽く食事をとることに。



どんな場面でも、笑顔を絶やさず場を盛り上げるレーサー。
たぶん辛い事に慣れているんだろう。

人間は気持ちが負けると、出来ることも出来なくなってしまう弱い生き物。

たとえ嘘でもいいから、希望的観測だけでその場を乗り切る。
誰もが苦しい時にはとてもいいことだ。


周りに伝わるくらい不機嫌になるような奴も、たまにいるからね。。。
こういう時に我儘にならないのは、いい奴な証拠だろう。


大変な時にこそ、こころねが見える。


そうは言っても憔悴する面々・・・。
大変だったからねぇ・・・。


このコーヒーがウマイんですよ~と、嬉しそうに準備するレーサー。

ヲレとレーサーとで持ってきたガスバーナーで、
お湯を沸かし、カップめんやコーヒーを振る舞うと、みんな少し落ち着いたようだった。


ううむ・・・今回は仕方ない。







自然には勝てぬ。






地方から登りに来てコケてる人も沢山いただろうし・・・その人たちから見たら、ウチラなんか麓に住んでるようなもの。


また来年チャレンジだね。

不完全燃焼だから、別の山で振替え登山しようかね。



今週末再アタックなんて話もあったんだけど・・・天気的に難しそうだな。



Posted at 2012/09/05 01:16:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | far away | 趣味

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