クルマは電気製品か・・・??
先週末の大雨から ”チョット気分がすぐれません”
新聞やニュース、報道では惨状が毎日伝わってきて、気分が重たいです。
今日の地方紙の3面に各メーカーの販社さんから、お見舞いの掲載がありました。
小さな文字で読めないと思いますが、「マツダ」、「三菱」、「ホンダ」、「日産」の4社でした。
各社ともに、
一、エンジンは始動しないでください。
一、電気装置は操作しないでください。
一、バッテリーをはずしてください。
一、EV、ハイブリットは速やかに販社まで相談してください。
以上は応急処置なので販社やお客様相談室まで連絡してください。
写真は新聞紙面を写したものばかりで見にくいと思います。ゴメンナサイ・・・
しかし、今どきのクルマは電気仕掛けがすごいので、水没すると危ないですね。
特に、HVやEVは電装用のバッテリーの他に駆動用のバッテリーを積んでいるのでなおさらですね。
電圧も高いし直流だし・・・(★インバーターも搭載してますがバッテリーベースの電源としては)
以前、こんなことがありました。
少し硬い話になりますが、労働安全衛生法では危険有害業務を指定しています。
その中では、”低圧(高圧・特別高圧)電気の取扱業務”が指定されています。
その業務を行う場合は、法令で定める「特別教育」の受講者でなければなりません。
特別教育の講師を養成する研修会に参加した時のことです。
僕と同じ研修生として”ホンダ学園の先生”が2名参加していらっしゃいました。
少しお話を伺うと、
先生:「最近のクルマは電気仕掛けで動くので電気の知識が無いと危ない」
「生徒に教える際に正しい知識を有してないとダメだ」
と、おっしゃっていました。
その時は、そんな時代になったのかな~~、程度で聞いていましたがこのような惨状を目の当たりにして納得しました。
今や街中に電気仕掛けのクルマがあふれています。知識が無い方が迂闊に触ると危険ですね。
水没車は触らないでメーカへ連絡したほうが良いかもしれません。
新聞には販社の応急処置が掲載されていますが、バッテリー関係など電装に係る個所は特に触らない方が良いのではないでしょうか。
お年寄りの方・女性の方・メカに自信が無い方等、、特に気を付けて(触らないで)くださいね。
水害にあわれた方もそうでない方も、水没したクルマのバッテリー端子を外そうにも、工具が流されたりしてお持ちでない場合もあるでしょう。
クルマ・バイク好きの趣味人としては些細なことですがこのような作業のお手伝いをするボランティアもあるかな~と感じました。
では皆さん、お気をつけてくださいませ。
また次回・・・。
Posted at 2018/07/12 18:19:42 | |
トラックバック(0) |
ひとり言 | クルマ