みなさん、
0W-16って粘度のエンジンオイルがあるの、ご存知ですか?
ご存知でしたかそうでしたか…
すみません、私知りませんでした。。
エンジンオイルの粘度ってずーっと5刻みだったので、
16って数字、なんかの間違いだと思ってたんですが、
どうやら本当に存在しているようで、一体どういうことなんだとちょっと調べてみると、
トヨタアクアやヴィッツ、ラクティスの一部エンジンでは
この粘度が推奨オイルとなっていました。
そんな0W-16というオイル、まだあまり多くのオイルメーカーからは
発売されていないのですが、
この度、あのカストロールから発売されることになりました。
それがこちら。
カストロール マグナテック プロフェッショナル 0W-16
「0W-16」のSAE粘度を実現した省燃費型高性能オイル。
インテリジェント分子の働きで、オイルが磁石のように
エンジンに吸着し保護層を形成。
始動時から卓越したエンジン保護性能を発揮します。
0W-16オイルの使用が推奨されているハイブリッド車等に最適です。
ふむふむ。
なんとなくわかったぞ。
ハイブリッド車やアイドリングストップ機構付き車は、
エンジンが停止することが多いので、
エンジン温度が通常のクルマより上がりにくい。
そうすると、低粘度のオイルの方がエンジンの負担が小さくなるってことですね。
そして、停止、始動の回数が多いのでその負担もなかなかつらい。
そこでオイルのインテリジェント分子がエンジンに吸着して、
オイル膜が切れにくい。
そうすれば、始動時のエンジンの内部負荷も小さくできる。
少し前のクルマちがって、特にハイブリッド車はアイドリング機構付き車は、
オイル選びに気をつけなければいけないんですね。思いの外シビアです。
そんな新しいオイル,
「カストロール マグナテック プロフェッショナル 0W-16」。
オイル交換をしたことがない!というスタッフがいたので、
これはいい機会ということで、
「カストロール マグナテック プロフェッショナル 0W-16」を使用して
オイル交換作業をしてみました!
※整備士二級資格保持&業務経験者監督のもと作業を行いました。オイル交換は作業自体は複雑ではありませんがかなりの危険が伴うリスクの高い作業です。未経験の方は自動車整備経験者と何度か作業してみてから行ってください。
作業場はこちらで行いました。
東京都立川市にある車買取専門店
T’sコーポレーションさん!
そしてこちらのクルマのオイル交換をします。
トヨタ アクア G's であります。
まさに0W-16推奨のクルマです。
テイン製車高調が入っていてグッと締まった印象♪
今回の主役
「カストロール マグナテック プロフェッショナル 0W-16」登場。
交換前にエンジンルームの確認です。
左がエンジン、右がハイブリッドシステムですね。
ボンネット内側にこのようなステッカーがあります。
交換サイクル1.5万Km…。本当に大丈夫なんですかね?
コアサポートにドーンとこのステッカーが!
交換前に乗ってみました。特に異音も無くスムーズに走ります。
クルマの取扱説明書を見てみます。
エンジンオイルの指定銘柄の記載があります。
0W-16は指定銘柄の中で最も省燃費性に優れるオイルだそうです。
それとオイル交換時の油量も記載されています。
交換前にオイルのチェックです。
オイルレベルゲージはエンジン左側にあります。
こちらです。黄色で目立つようになっています。
レベルゲージを抜いて、
油量と汚れをチェック。油量は問題なし。やや汚れあり。
真っ黒ではありませんでした。
走行直後はエンジンが高温になり、オイル交換作業に支障がでるので
少し冷ましてから作業します。
土場での下抜きでやります。リヤに車止めをセット。
ジャッキアップポイントにジャッキを当てて、上げていきます。
馬の入る高さまで上がったら下げます。
ジャッキアップポイントはクルマによって違います。
間違えると大惨事になるので十分注意が必要です。
ガンバレスタッフOT!
下側をのぞきます。
左側のオイルパンに付いているこのボルトがドレンボルト。
エンジンオイルを抜くためのボルトです。
メガネレンチでボルトを緩めます。
手で緩むくらいになったら手で回していきます。
この時ボルトは触って暖かい位の温度にしておくといいですね。
ネジが全て回った状態を感じたらボルトをグッと押さえてから
パッと離します!そうするとボルトをオイル受けに落とさずに済みます。
オイルを抜いている間にドレンガスケットの交換をしちゃいましょう。
ドレンボルトと共締めしてあるのがドレンガスケット。
オイル交換毎の交換です。変えないとオイルが漏れてくる可能性があります。
ドレンボルトを清掃します。油分を拭います。
パーツクリーナーがあれば、それを使ってキレイにします。
新しいドレンガスケットです。
ドレンボルトにはめます。
装着。
クルマに戻ります。オイルパンのドレン穴をキレイにします。
ドレンボルトを付けます。
手で締めて止まったらめがねレンチで締め込みます。
ドレンガスケットは潰れることでオイル漏れを防ぎます。
ドレンガスケットの潰れ感を感じながら締め込みますが、
締めすぎず、緩すぎずの力加減が必要です。
ドレンボルトが締まったら、最後に全体を拭います。
抜いた古いオイル。黒ずんでますね。
下回りの作業は完了したので、馬を外します。
ジャッキでクルマを一度持ち上げてから馬を外してクルマを下げます。
オイルを入れていきます。
オイル交換のみの油量は3.4Lとのことだったので、
様子見で3L入れてから調整していきます。
オイルを入れます。
入れ終わったら、オイルフィラーキャップを締めて、
少しエンジンをかけて、また5分ほど置いた後にオイル量を確認してみます。
やはり少し足りなかったので、この後足しました。
レベルゲージのアッパー辺りになったのでOK!
オイル交換後、少し乗ってみました。
大きな違いはわかりませんでしたが、
エンジンがスムーズになったような気がします!
何にしてもオイル交換後の走行はなんか気持ちいいですね~♪
カストロール マグナテック プロフェッショナル 0W-16
推奨オイルをキッチリ使うことはクルマにとって、とても良いことです!
0W-16推奨のクルマに乗っている方はぜひ使ってみてください!
そしてそれ以外の方はもはや定番でもある、
カストロールのオイルを試してみてくださいね~!
BPカストロール株式会社オフィシャルサイト
おしまい
(スタッフKK)