本日ですが、
昨日、3月にどのコンサート行こうか徘徊してたら町田の鶴川のホールで今日のピアノリサイタルが目に止まって
「ちなみに席は空いてるの?」と本気ではなく注文手続き始めて空席見たら、
最前列ど真ん中空いてて笑
多分これキャンセルで空いたんだろうと直感的に思って
こりゃ行くしかないなと、、1000円だし、、、
この位置で
今日の演奏者は菊野淳之介さん、もちろん知らない
2000年生まれで去年桐朋学園を卒業したとのこと、、、
登場。
思わず「おお!?」って言いそうになった
「お笑いの方ですか?」っ思った(失礼)
小柄でニッコニコしながら挨拶してピアノに座って最初のモーツァルト
ほぉおお、、、
いきなり空気がモーツァルトになってる!
(よくわからんけど笑)
モーツァルトのピアノって、基本的に明るく軽やかなのが多い?
作曲の時期にもよると思うけど、、、
演奏が終わり、次はショパンへ、、、
一回裏手に戻るのかと思いきや弾き始めた、、、
おおおお!
いきなり電流が背中を流れる、、
それも波状的に、、、
ショパンのソナタ2番はこういう曲です
ショパンコンクールでの反田恭平さん
これを最前列、ピアノから5mで聴いてるのをイメージしてください
この曲は以前ホーム少しやってたときによく聴いてました
マルタアルゲリッチので
このCDでショパンの2番と3番は頭に入ってる、、、
2番は、クラシックの4楽章ものにありがちなパターンとは全然違って、起承転結ではなく、結結結結!みたいな印象を持つほどそれぞれ見せ場聴き場がある曲だと思ってる、、
それはいいとして、菊野さんの演奏が、、、
おおおおお
今日、「音楽的感動」を生むものを一つ、それだけではないし他にもあると思うけど、一つ整理出来た
それは、
演奏者が、ホールに結界を張って
自分の空気・空間をそこに満たし
そして自分の世界に聴く者を引きずり込んでくるかどうか
これだと思った
菊野淳之介さんは引き込んで来た、、、、!
ピアノでいえば、難しい曲を演奏出来てるかどうか、ではない、
その先にあるものが重要だったんだ、、、
菊野淳之介さん、凄いな、、、、
こういう世界って、音源になったのものでは絶対に経験できない
偶然が重なっての一期一会でしか味わえない感動
帰りの車内、
理想の音響空間を構築とかステレオイメージを忠実に再現とか言ってるカーオーディオではまあ無理だな
といういつもの結論で。
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コンサート | 日記
Posted at
2024/01/17 18:00:42