ハチマルミーティング2023に参加、と言うか出展(協力)しました。あれから1週間以上経過しましたが、私のセリカXX号にとって、いつもと違った舞台を経験させてもらった記録としてアップしようと思いました。
T.M.ワークス様のブースにてダイレクトイグニッションキット装着車として展示するためです。そもそも、今回の話の発端が昨年のハチマルミーティング2022で、出展してらっしゃったT.M.ワークス様に対して1G-GEのダイレクトイグニッションキットが作れないかと相談したことから話が始まりました。当時は4AG やB16A、マツダB6、日産FJ等の4気筒用はラインアップされていたものの、直6用がありませんでした。
年が明けた頃に一足早く1G-GTE用が発売されましたが、1G-GE用はまだでした。そして今夏、私は車両提供とモニターと言う形で協力させていただき、今に至ります。(モニター業務継続中です)
そんなハチマルミーティング当日は快晴、富士山もはっきり見えます。久々に富士スピードウェイ西ゲートにやってきましたが、いろんな車が待っていますね。早朝だったこともあり、基本的にはほぼイベント参加車両。騒音運転車は見受けられませんでした。
T.M.ワークス様のブースでは、このような形で展示を。横がT.M.ワークス様のGA70スープラ(1G-GTE)なので、完全に1G推しなブースになっていますね。
1G-GTE用はすでに市販されているので、私のセリカXXに搭載されている1G-GEエンジンのダイレクトイグニッション化に対して、どのくらいの方が興味を抱き、見入り、共感してくださるか、と言う部分をウォッチするのが楽しみでした。
イベントが始まる前から、多くの方にお越しいただけました。私は一般人を装って、ブース奥のテントや一般通路から、皆様の反応を見守っていました。
結果としては、割と1G-GEの方を熱心に見入ってくださる方が多かったように思います。ダイレクトイグニッション化によって純正のイグナイタを使用しなくてもエンジンがかかるという点よりも、パフォーマンスアップ(エンジンルーム内の見栄えも含めて)に惹かれた方が多かったかもしれません。
しかし、数名お話しできた現役のセリカXXオーナーさんは、皆様やはりイグナイタ故障のことを心配されていました。実際に走行中に故障してエンジン停止した方が数名いるなど、純正新品が入手できないイグナイタを温存するためにも、ダイレクトイグニッションキットは有効だと思います。もう少し、手を加えるところがある様子なので、その仕上がりに乞うご期待です。
そんなイベント時間ですが、速足で会場内をざっと見回ってみました。あまり熱心に写真は撮っていませんが、記録として。(ちなみに、目の前がなりきりゾーンだったのですが・・・当時、西部警察とか全く視てなかったので、よくわかりません。恒例行事みたいなので、いつも大変だなあとは思います。)
会場へ車両並べ中に思わず反応したのがリーザ。スパイダーはたくさん残ってるんですよね、オープンカーは残存しやすい、カルタスとかパルサーエクサとか。でもスチールルーフ版はほぼ見ない。同時期のミラですらいないのですから、仕方ないのですが。残っててくれてうれしかったですよ。
200SXかなーと思って後ろに回ったら、シルビアでした。欧州(ドイツ?)から帰ってきた個体のようでした。エンジンはFJでしたね。とてもきれいでした。それにしてもなぜこの写真角度かって?私は当時のリフトバック車をこの角度で眺めるのが好きです(私のXX号も含めて)。
とある参加車両のセリカXX号。いいですね、こういうセンス。かといってやっつけ仕事ではなく、しっかりと品質重視できているところが素晴らしい。こういう洒落た主張を「Zじゃないから似合わん」とか言う方とは仲良くする自信はありません。
私的に反応したのがこれ、テラノレグラスの特別仕様車スターファイアです。確かオーテックだったかな?当時は現在ほど乗用車に毛が生えたようなSUVが存在しておらず、ラダーフレーム(ビルトインラダーフレーム含む)車両にエアロを組んだり、FR車にしてしまったりして、無理やり都会派にしたモデルが多くありました。ジムニーでもFRにされてしまってたくらいですからね。
しかし良く残ってた。テラノですら、もう全然見ないのに・・・。フロントのアプローチアングルのなさに、エアロ命を感じます。
入場の車列の中で、この日一番反応してしまったのがワゴンRコラムです。そもそも、初代のワゴンRのきれいな個体と言うだけでも価値があるのに、このやられやすそうな淡いグリーンがとてもいいコンディションで走ってきたのに驚きました。初代ワゴンRはATもフロアシフトだったのですが、競合車がATをコラムシフト化してきたのに対抗したモデルだったと思います。そしてなぜか丸目ライトになったのでした。(受賞おめでとうございます。)
こういう遊びも必要なのでしょう、イベントでも盛り上げてくれていましたね。しかし、こういう軍用車は中近東を思わせますね。
こういうイベントなので、スカイラインだらけになります。その中で一番を選べと言われたらこれです。当時のオリジナル色なのかどうかまでは知りませんが、いい雰囲気しているじゃないですか。ノーマル車高派の私なので余計に、いい車見れたなあと満足でした。
オーナーズクラブとして一番目立ってたのはラルゴ軍団でした。しかものぼりまで。このラルゴが大挙しているのに、100系ハイエースやエスティマ(ルシーダ、エミーナ含む)やデリカスペースギア、ボンゴフレンディはおらず、初代ステップワゴンがいたくらいでした。
当時は、リヤのマルチリンクサスペンションがトピックで、日産の企業CMでもそこを訴求した物があり、「ああ、この瞬間が日産車だね」とお決まりのフレーズがありました。が、この車重に対してKA24やCD20ディーゼルターボでは厳しかったですね。。。それでも愛好者が多いのは、この存在感のあるデザインでしょう、私も好きですよ。(丸目4灯は苦手)
初代ピアッツァですね。前期型、いいホイールに程よいダウンが効いています。ネロの角目4灯も好きですが、やはり初代ピアッツァと言えばこの顔だなあと思います。
エスプリですね。ちょうど近くにカップルがいて、男性が「エリーゼエリーゼ!」と自慢げに語っていたのですが、聞こえなかったことにしました。
KJドミンゴですね。アメリカチックなのかな、この装飾。私はこの世代のサンバートライ(KR型)が大好きです。幼少時、我が家唯一のクルマでしたから・・・なので、ほぼ同じボデーを持ったKJドミンゴも好きですね。それよりも、右に置いてあった自転車のようなモンキーが気になって仕方ありませんでした。(中でご家族がくつろぎ中だったのであまりジロジロ見れず退散)
ポルシェ928!割と前期の顔でしょうか。テレフォンダイヤルホイールもいい味出してますよね。944とか968みたいなFRポルシェはもっと評価されて良いと思っています。
きれいなセリカXX、私も一時期考えていたトラストタイプのフロントスポイラー。まあ、現在装着しているピッツーラとは長い付き合いなので、今更変更することはないと思います。リヤのバイザーをボデー同色にするとどうなるか、参考になりました。
個人的に所有してみたい1台がアルシオーネSVXです。こんなグリーンあったんですね!いい色です。しかし、SVXもデビューから30年超えてるんですねえ。
このデカールは貴重です。ボクサー6、国産で残っているのはホンダだけ(ゴールドウィング)。
おお、アベニールサリューですね。しかも最強のGTターボ。こんなきれいな状態でよくぞ。当時は2代目レガシィツーリングワゴンに対抗するために、特にリヤの意匠がそれまでの商用車然としたものから、レガシィっぽく変更されました。まあ、どこのメーカーのツーリングワゴンもレガシィ対策していたような気がします(アコードワゴンを除く)。
個人的には、前期のプレーンな顔つきも好きなんですけどね。とはいえ、アベニール自体めにする機会がまずないので。貴重なひとときでした。(同時期にビッグマイナーチェンジやったプレーリージョイなんて残ってるんでしょうか)
KINTOは今年初代セルシオを持ってきました。とある自動車評論家と組んで、希少なBタイプ「ピエゾTEMS」搭載車をレストアした!と言うのが売りだそうです。
が、レストアしているのは有名な新明工業さんなんですねえ。メーカーの試作部門の技術力を上げ、技術を伝承するというスタンスではないのかと・・・単純に、新明工業さんに外注したほうが安いのかもしれませんが。(個人的に、最近KINTOのラインアップに加わったセリカXXを眺めたかったので、ちょっと残念でした。)
なんだかんだで日が暮れました。皆さん帰り始めましたが、出口が一か所なのでなかなか動きません。出口でステッカーを配ってるから、と聞いていました。なので、ぼんやり眺めながら、列が短くなるのを待ちました。
最後は、ブースに遊びに来てくれた旧知のXX乗りと談笑。いろいろありましたが、1G-GEのダイレクトイグニッションキットをお披露目できましたし、私のみんカラを知っておられた方で、これまで面識のなかった方々とお話しすることができました。お声かけ頂いた方々、ありがとうございました。
ちなみに・・・来年参加するとしたらどうしようかな。100系ハイエースでもいいですか?(これだけラルゴが選ばれるならいいでしょ)なんちゃって。
Posted at 2023/11/12 00:03:37 | |
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