OBDによる車両のコード出力でメンテナンス・・・じゃねーぞ。OBDでの出力は車両の異常検出アルゴリズムによって精度がまるで違うし、使用するスキャナーによっても情報の精度が違う。前者はECUの状態把握方法により、誤検知から不検知まで起きうる事を示し、後者は車両メーカーの専用品のように不具合情報の内容が更新されないため、漠然とした情報しか提示されないため、使用者のスキル次第なところが有る。要するに、故障判別にはどこが関わり、どういう誤報を出してくるかも予測できないと意味が無いという事よ。センサー単体の不良判別も、それが本当にセンサー不良なのか、センサーの特性ズレによる誤検知なのか、他の原因による誤報なのか?そこらまで勘ぐれないとダメって事よ。たとえば単体不具合検知を直接できないものの不良コードが出たとすると、本当にその部品の不良かは怪しい。症状がもろに出てれば確定でも良いだろうが、そうで無い場合交換してもまた不良コードが出ることになる。その部品を不良と判別してるアルゴリズムに問題があるか、判定基準にしているセンサーに特性ズレや不良があるかもしくは全く別の原因かってことになる。これは単一のセンサーでは無く複数のセンサーの出力から導いていると思われるので、余計面倒。各センサーの特性ズレが複合要因としての結果だったりすると余計。この場合は各センサーの特性調べて見ないと解らない。ただのチェンジニアじゃ無理って事よ。