直す場合に、付いてる電解類の特性が解らない場合(スイッチング回路以外)、元の電解よりも耐圧上げてケースサイズを同じか大きくしておけは、基本よ。何故か?電解コンデンサ類は電解液が同系列なら、耐リプルとインピーダンスはケースサイズに依存するからだ。ケースサイズが大きくなると耐リプルが増し、インピーダンスが小さくなる。この傾向が大概ある。昔の品番の方が同じ耐圧/容量でもでかいのはそれだけ特性余裕があるように作られているからなんだ。耐リプルは表面積に比例*放熱性にかかわるためインピーダンスは電解液特性とアルミ箔の厚みに反比例する。小型化して居ると言うことはケースサイズが小さくなり、小さくするためにアルミ箔をより薄くし、抵抗が上がってしまっていることを示す。電解液は標準品なら、小型化しても同系列の物を使うのでアルミ箔分特性劣化するって事よ。よって回路のマージン含めた要求特性が解らない場合、現行品の同等かそれ以上のケースサイズの物を入れておけばとりあえず極端な特性不整合はおきねーだろということ。あくまで簡易で本来は特性確認してから代替品選定しないとダメだが。